「牛乳を飲む人よりも,これを配達する人のほうが健康になる」という西欧のことわざがあるそうです。
健康のためには,栄養よりもまず運動が大切であると解釈できますが,広い意味で考えると,「もらう人よりも与える人のほうが幸福である」という解釈もできます。よく「愛されるよりも,愛することのほうが幸せだ。」と感じている人もいますが,同じような考え方だと思います。
ある本に,マッサージ師のこんな話が書いてありました。
「私のマッサージによって,いちばん健康になれるのは,実は私自身なんです。」つまりどう言うことかというと,「指先を使う,これを刺激するのは健康への1つの王道である。それを毎日やるのだから,お客さんよりも,この私こそが健康になれるんです。」ということらしいです。
実際にこの仕事を始めてから病気をした事もなく,お客様の健康に奉仕し,自分が誰よりも健康になって,その上謝礼までもらってこんなに幸せな生活があるのでしょうかと書いておられます。
毎日を楽しそうに生きている人の考え方には,マッサージ師のような一種のパターンがあるそうです。つまりgive and takeという考え方です。他人のために真心を持って尽くす(giveをする)と,それが何倍にもなって自分に返ってくるということです。
日本語のことわざに「情けは人のためにならず」というものがありますが,このあとに続きがあって本来は,「巡り巡って自分のためになる」という意味らしいです。