大原やまとさんをご紹介 | 3LDK製作分室

大原やまとさんをご紹介

はじめまして!
3LDKに初参加させて頂きます、渡辺克己です。
今回のユニットでは、最年長です。お見知り置きを。

さて、大変好評を博している、役者の他己紹介。
殿(しんがり)となりました私がご紹介するのは、3LDKメンバーである、
大原やまと くん

3LDK製作分室
大学の同期だった上田くんと、自分たちのやりたい芝居を創り上げるために、

2004年3LDKを結成。

以来、「お客さまを一番大切にして、これまでに8回の公演を打ってきたとのことです。

第9回公演となる「おい!オヤジ。」は、3回目の公演で上演したものの改訂再演ですが、

当時とは、出演者も違うし、自分自身も違う。

そう言う意味では、まったく異なる作品になっているな、と実感していると。

さて、やまとくんにとって、

芝居とは、川の「流れ」のようなものだそうです。

流れに、ただ身を任せて流されるだけ面白くないし、
自分はこうだと固まって、杭のように流れを止めてしまうのもつまらない。
ある時は、流されてみたり、ある時は、杭となって渦を起こしてみたり、
そんな柔らかさがいい芝居を創り上げていく秘訣ではないかと。
底の見えない流れに飛び込むのはとても怖い。
でも、力を抜いて身を任せれば、きっと身体は浮いてくるから大丈夫。
芝居で言えば、稽古をしてきた時間と仲間を信じてさえいれば、
流れの中できっといい芝居が出来上がってくる。
と、長いまつげの印象的な目を見開いて、
まっすぐに来るべき未来を見据えながら語ってくれた、
やまとくんなのでありました。

最後に。
今回の芝居を通じて、お客さまが、つい忘れがちな「家」のこと、
そして「家族」のことを思い出してくれたらいいな、と。
と言いつつ、現実には、自分からはなかなか家に電話できない、
心配して向こうからかけてくる、とちょっと恥じらいながら語っていました。

以上、穏やかでいて、その実、熱イイ男、大原やまとくんの紹介介でした。
果たして、「おい!オヤジ。」は、どんな流れの川になっているでしょうか。
どうぞ、お楽しみに!