強行採決に暴力。これが良識の府【参議院】で堂々と行われた。自民・公明両党の野蛮極まる行為に怒り浸透の思いである。幾度も述べ最早言い尽くした感もあるが今一度認めておく。どんな屁理屈で言い包め様とも集団的自衛権とは決して自国を守る為のものではない。多国籍軍の一翼を担い率先して戦事参加する事を目的とした我が国の憲法下では本来絶対に許されない事案である。それを一内閣の解釈変更で180度転換、実行可能とした我が国の戦後史に重大な汚点を残す戦争法として国民に押し付けるとは…!全く持って空前絶後の暴挙である。可決成立を阻む事は最早出来ないがしかしこれからの展望は決して失せた訳ではない。参議院選挙まで1年を切った。自民・公明の成した一連の歴史的暴挙を我々国民一人一人がしっかり記憶にとどめ反撃する日を待つ事だ。ゆめゆめ忘れてはならない。衆参両院で再びネジレを生じさせ、諸々自民党の勝手を許さぬ議会環境を作る事。そして戦争法のあり様を徹底的に検証して国民の前に詳らかにし、来る総選挙で政権交代を実現させ戦争法の撤廃、廃止を行う事。これこそが本日只今からの展望となる。以前は【衆参のネジレは決められない政治を助長させる事になり国益に悪影響がある。】などといい加減な論調がはびこったものだ。しかしどうだ!そのネジレが解消されるや否や何が待っていたか。安倍晋三の言う事なら何んでも通る翼賛政治の横行ではないか!【良識の府・参議院】は崩壊!。衆院同様、自公政権の完全な下請けに成り下がった実態が今回の戦争法成立の経緯に如実に見て取れる。しかし絶対にこのままで済ます訳には行かない。特に我々年長者の懸念は一つ。若者を戦場に送ると言う野蛮極まる事を許すや否やの問題だ。当然ここには自衛官も含まれる。アメリカが引き起こす国際紛争へおめおめとかり出され後方支援の名の下に戦争に参画し気がつけば自衛隊の艦艇が弾道ミサイルの標的になり若き自衛官が【犠牲】に…!
「安倍晋三よ!本当にあり得ないのか⁈イエス&ノーで答えてみろ!!。」
平和の党の看板は「もう、とうの昔に畳んで捨てたのか?山口那津男よ答えてみろ!」。答えられまい!いずれも口を噤んでその場を立ち去る。その姿が眼に浮かぶようだ。平和と民主主義を守る国民の声は決して無くなりはしない。そして自民・公明両党の命運が尽きる日は近い将来必ず訪れる。そうなってこそ【良識の府】も再び蘇る事になるのだ。そう!それが私の確信である。
(ルチアーナ筆。)