最早、これまで…! | ルチアーナの音楽時評・アラカルト。

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40年以上に及ぶ音楽家としての筆者の活動と
その経験から得た感動や自らの価値観に基づき
広く芸術、エンターテイメント等に独自の論評を
加えて参ります。現在小説 愛のセレナーデと、
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昨夜のNHK安保関連法案(戦争法案)に対する10党討論、諸兄はオンエアをご覧になっただろうか?。自民・公明両与党は党首ではなく副総裁と幹事長が出席。他の野党は党首級の出席と、まぁ~これだけ取っても、追い込まれる安倍晋三や山口那津男の姿をさらしたくないと言う与党のおよび腰が見て取れる。いずれにしてもこの番組を見て私が感じた事は【最早、これまで…!】っと言う事だけだった。自民・公明両与党は今持って国民の6割以上がその成立に反対の意を示しているこの希代の悪法、戦争法案を無理やりにでも押し通す腹を決めている様だし、この法律に対するあらゆる疑問点、矛盾点などに付いては答える気など微塵もない事がはっきりした訳で立憲主義と法治国家としての基盤を完全にかなぐり捨てる方向に彼等は今、何んのためらいもなく進んでいる事も又、はっきりした。その事がまさに明白な事実となったのだ。参議院では今日も集中審議がある様だが15&16は中央・地方公聴会。17日はいよいよ強行採決である。日本の民主主義が崩壊に向かう日だ。我々も覚悟しなくてはなるまい。しかし、このままでは済まされまい。必ずや民意の反撃はある。来年夏の参議院選挙!。我々は決して忘れない!。日本の平和を脅かし憲法を蹂躙するやり方への報いは絶対に自民・公明の両党に負ってもらう。ふつふつと燃え上がる国民の怒りの炎に恐れおののく日はそう遠くない時期にこの両与党に注がれる。【おごれる者は久からず!】多数に酔い権力を欲しいままに我がもの顏での勝手な振る舞い。天をも恐れぬふらち千万なその政治姿勢、さても現内閣は戦後最悪の内閣である。だがこんな無法なやり方がいつまでも通用すると思ったら大間違いである。平和・自由・民主主義と言う戦後我が国が率先して標榜して来た絶対的価値観は微動だにない。正しい主張は必ず真実の力となって諸悪を駆逐する。それまでは耐えよう。その日は近いのだから…!。今度こそ日本人は【喉元過ぎれは暑さを忘れる】で社会変革を起こす気力などない【事なかれ主義】で固まった人種だなどと言われのない悪評価にさらされぬ様、この戦争法案の成立過程をしかと眼に焼き付けて政治を変える怒りの一票を手にするその日を耐えに耐えて待とうではないか!。
(ルチアーナ筆。)