俄かに巻き起こった解散風…。
消費税増税の一時凍結を
表明して
国民に増税可否の信を問うとか
調子の良い事を目論み
来週半ばには衆議院を
解散する等と
安倍晋三と言う人物の
厚顔無恥ぶりは
どうやら
底なしの様だ。
これが日本の総理大臣の
実態なのだから呆れる。
相次ぐ閣僚の不祥事による
辞任も、その支持率に
大きな下降変動がないと
踏んでここで一気に
自民党に勝利を呼び込み
国民にお墨付きを頂いたなどと
嘯き、改めて消費税増税を
強引に推し進め、とどまる事
無く、沖縄辺野古沿岸への
米軍基地移設強行、原発再稼働の
推進、戦争への道をひた走る
有事法制の制定etc。
どれを取っても日本の未来に
大きな禍根を残すとんでもない
事態が今まさに
この男のしたたかな
思惑通りに進もうとしている。
法人税の減税で大企業・資産家
だけは益々肥え太り、
額に汗して働く庶民は
アベノミクスとやらの恩恵に
あずかる事など夢のまた夢！
年金支給の額は減る、
支給開始年齢は引き上がる、
掛け金の支払額は益々上がる。
サラリーマンの給与は上がらず、
派遣・日雇い労働者の
割合を増やし、大企業の
社員の首切りに、それこそ
お墨付きを与える。
中小企業や飲食業などは
原材料の相次ぐ値上げで
四苦八苦のあり様、
円安に起因する物価高騰は
我々の日常生活にとめどない
大打撃を与え続けている。
こんな庶民イジメの
悪政がもっとはびこる。今期の
解散総選挙は開票が終了した
その時点からそうした事態に
拍車がかかる大きな
危険をはらんでいる。
しかし、我々国民はまさに
こうした権力サイドから
仕掛けられた実に馬鹿げた
政治的猿芝居を逆手にとって
権力者、安倍晋三に
【目にもの見せてやる！！】
機会にこの総選挙を変える事も
出来る筈だ。
小選挙区制と言う４割の得票で
８割の議席をかすめ取る
最悪の選挙制度の下
数多の死票の合計は
安倍自民党への怒りの結晶だ！。
この死票が今度ばかりは
怒りの炎となり
蘇る事を私は切に願っている。
議会制民主主義の根幹は
政党政治の揺るぎない構築だ。
選挙目当てで離合集散を
繰り返す
ご都合主義、日和見主義の
固まりの様な、
【にわか政党】にも今回
この際だから、さっさとご退場
願いたいものだ。
政治の世界は
【一寸先は闇】とよく言われる。
何があっても不思議はない。
しかしそれに否応なしに
付き合わされる国民は
たまったものではない。
そんな思いを胸に私は
自らの信念に基づいて
今の政治を変える為の一票を
今回も又、投じるつもりだ。
（ルチアーナ筆。）