何をか言わんや!。 | ルチアーナの音楽時評・アラカルト。

ルチアーナの音楽時評・アラカルト。

40年以上に及ぶ音楽家としての筆者の活動と
その経験から得た感動や自らの価値観に基づき
広く芸術、エンターテイメント等に独自の論評を
加えて参ります。現在小説 愛のセレナーデと、
クロス小説 ミューズの声を随時掲載中です。
こちらもご覧頂ければ幸いです。

御嶽山の噴火による戦後
最も大きな犠牲がもたらされ
今又、大型の台風が
接近中で週明けには
列島に影響を及ぼす事
必至の状況だと言う。
自然の猛威に抗う事が
出来ないのは百も承知で
あるが、こう頻繁に
我が国に不幸が
及ぶ事はやはり堪え難い。
災害だけではない。
国の行く末にも心配の種は
尽きぬ。政治は益々
右傾化の一途をたどり
あのおぞましい
戦前戦中の悪しき臭いが
漂い出している。
原発再稼働などの
時代逆行の流れにも
歯止めがかからない。
【何をか言わんや!】
あ~!頭が痛くなる!。
リサイタルを前に多くを
語るいとまが、今はない。
だが、近々意見表明は
必ずさせて頂く。
特に昨今のジャーナリズムの
有り様には目も耳も
覆いたくなる思いであり
そこに言及しなくては
芸術に携わる者として
表現者の端くれとして
生きる責任の放棄と
なってしまう。
そうはならない!。
その責任は必ず全うする
今日はそれだけを
申し上げておきたい。
(ルチアーナ筆。)