不登校関係もいいのですが


ちょっとだけ、我が家の夫婦事情を書いてみようと思います





夫と結婚してことをきっかけにお仕事を辞めた私


夫の収入のみでの生活が始まったのよ


         



たぶん世間の皆さんは、ドクターと結婚したら

生活は潤っていると思われるかもしれんけど




そんなことは、全くなかったわ




結婚した頃の夫は、大学病院の医員という立場


お給料は、日給月給ってものだった


週4.5日の日給の計算で、税金やらなにやらを引かれたのがお給料として振り込まれてた



新卒のサラリーマン、僕ちゃんの初任給よりも


全然少ない




それを補うように、若い医員は他の病院へ当直のバイトに行った収入でようやく生活できていた



今でこそ、研修医にもたくさんのお給料があるようだけれど


昔は、そんなシステム無かったからね



今の時代だったら、どんなに楽だったかねと

夫と話したことがあるわ


羨ましいよ




仕事は病棟の患者さんの主治医の下っ端


上の先生の指示を聞いたりして、患者さんを受け持っていた


受け持ちの患者さんの具合が悪いとバイトに行けなくなるのよ



「患者さんが危なかったから、バイトに行けんかったよ」




そんなんが続くと、病院からのお給料のみ



日給月給のみ




アパートの家賃を払った残りの数万円で、全ての生活費を賄わないといけない



そんなことできるわけないじゃない



たった数万円で、電気、ガス、水道代払って

食費とか



無理なこと


そんなお財布事情なことをわかってるはずの夫



外面がいいのか、なんなのか


バイトが無くて、早く家に帰って来た日は、ほとんど誰かを連れてきてご飯をご馳走してた



後輩だったり、MRさんだったり



とにかく人が集まる家だったわ



人が集まって楽しんでくれるのは、私も嫌いじゃないけどね



いいんよ、楽しいから



でもね、みんなが良く食べるし、飲むんだわ




基本、ご飯を作るのは苦ではない

    (片付けは嫌いだけどね)



献立を考えて作って、みんなでワイワイ


楽しいんよね



楽しいんだけどさ






それは、バイトに行けてた月もあれば、バイトに行けてない月も変わらずにあるのよ




我が家の

  お金事情




数万円なんて、公共料金払ったら残らんのに


たくさんの食費




私もケチくさいことは言いたくないけどさ



私の働いていた頃のお給料の残りや退職金なるものは、全て泡のように消えてったわ




そんなんだったから、ねねが産まれた時の出産費用をどこから捻出するか、夫と2人で頭を抱えたよ



なんとか、貯金をかき集めて支払えたけど




なんで、ドクターと結婚したはずなのに

こんなことで悩まんといけんのかとびっくりしたわ




医者はお金があるというのは間違いだと

私は声を大にして言いたいわ