発達障害の思春期で、不登校となったねね

       



多弁になったり、暴言を吐く


かと思えば、ぼーっと魚の死んだ目をしている


コロコロと変わる内容の話




どこに行って誰と話そうと、いつも悪者にされる私





発達障害の思春期の特徴だなんて知らないから




攻撃されることに疲れ切っていた





私が悪い





私が子どもを産んで育てようと思ったことから

間違いだったのか




私がこの子の母親じゃなかったら、こんな風にならなかったのか




私なんかいなかったらよかった





私という人間の存在から否定するまでになっていた



必死で立って、子どもを支えようとしているのに



なんでこんなに責められないといけないのか





学校、病院、公的な機関といろんなところに相談に行っても


その日の気分で言うことはコロコロと違っても



ママが悪いということは変わらなかった





話を聞いた人たちはみな



母親のせい


母親失格


と思われていたと思う




《お前のせいでこの子は苦しんでいる》





といつも私は責められている感覚だった





ねねに関わりたくないとさえ思った




本当に辛かった




いつも楽になりたいと思っていた




ここまで苦しめられるほどに、なにを私は悪いことをしたんだ





発達障害は思春期で症状が悪化する


不登校という形で現れることがある




この情報を知らないがために、本当に苦しんだ



このことをみんなが共通の認識としていたならば


私たち親子はここまで苦しくなかったと思う




もっと楽に思春期、反抗期を乗り越えられたのに




誰も教えてくれなかった





こんな辛い思いは、私で最後にして欲しい




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