子どもの不登校、引きこもりで人生のどん底を這いつくばりながら、ズタボロになりながらも
私は、どうにかして子どもが学校に行けるようにしたかった
何か方法を考えたら、また学校に行けるようになるかもしれん
そのために学校とも戦った
子供のために
私は子どもの母親だから、なんとかしなくてはと
当の子どもは、精神的不安定だからか、発達系のデコボコからなのか
じっと座っていることができなかった
黒板をノートに書き写すことができなかった
毎時間各教科で配られるプリントを整理することができなかった
あげたらキリがないほどにできないことだらけだった
学校や教育委員会、教育支援センター
発達専門のドクターにも頼った
発達専門のドクターは、わざわざ学校まで行って
支援してあげて欲しいと話してくださった
子どもが通ったいた中学校は県内一のマンモス校
人数の多い学校で、特定の子どもに目をかけることは難しいと
黒板がノートに写せない子供のために、デジカメの使用や昔のワープロみたいなキーボードでのノート作成などいろんな提案をしたが
「一人のために
特別なことはできない」
他の子ども達に示しがつかないと全て却下された
発達系や不登校に対して少しずつ理解されて対応をしていく流れの始まりの頃だったからか
市の教育に関してでも、不登校の子どもに寄り添って、できる限りの対応を考慮すると掲げていながらである
我が子のためを思って必死に相談しているのに
学校側の対応は、悲しみしか生まなかった
なんでわかってくれんの
ズタボロの精神状態の私
それでも、母親ですから
子どものためになるならと、本当に必死にお願いしたり、相談したりしていた
それでも変わることのなかった学校
失望や不信感、憤りが私の中に渦巻いていった
こんなのは
おかしい対応だ
何を言っても、どう足掻いてみても
無駄でしかなかった
私自身も受け入れられない不登校
学校側の、集団の中でしか子どもを見ない教育
小学生の頃に、中学校の説明会で先生が
マンモス校だから一人ひとりを見ることはできない
何かあった時に、その子をみて成長したなと認識するくらいにしかできない
手間暇をかけて欲しいのならばうちの学校は来ない方がいい
そう説明されたのを覚えている
公立の中学校の説明で、こんなこと言われても
地域から当たり前に進学する学校での発言
じゃあ、どこへ行けと?と思った
当たり前や普通とかかけ離れた不登校や引きこもりという問題のある子は邪魔でしかないかの如く、別室登校をさせられる現実
憤り
やっぱり
不登校はダメなこと
これだけが、私の頭の中をグルグルと回ってしまった
不登校は普通じゃないから、学校にも相手にされない
現在の学校は、色々な対応がスムーズなようですが
我が子の頃は、田舎だったからなのか、マンモス校だったからなのかわからないのですが、こんな対応と私は受け止めてました