16時の恋人・・・③(終) | 介護、競馬、休日に

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しかし、しばらく後ろを走っていると、罪悪感のようなのも感じてきました。

もちろん、何度も途中で追尾をやめようとも思いました。(ストーカーみたいですし・・・)

ですが、まあ流れでといいますか、先にも触れましたが予定もなかったので、そのままの形で後ろを走ってました。

すると、とあるところで停車。
私は、追い越して1ブロックほど先で停車。バックミラーとサイドミラーで、様子を伺いました。


するとどうでしょう、車から降りてきたのは・・・やはり彼女でした。
そう、天使の彼女です。
利用者さん宅の迎えだったようです。

彼女の全身像をみたのはそれが初めてでした。
身長は低め、(推定155cm)セミロングの黒髪で痩身、フットワークよく玄関へ小走りしていきました。(やはり若いか、20代後半?)

私は、少しドキドキしながら彼女が再び車に戻ってくるのを、待っていました。

数分後、利用者の手を引き、戻ってきました。
利用者(男性:推定80代)さんは、歩行不安定なようで、彼女は寄り添うような格好で誘導していました。

『あ~、いい感じで介護してる~。』

表情はよくわかりませんでしたが、きっと笑顔で声掛けなんかしていたのでしょう。(いいように解釈する妄想)

私は、その様子を近くで見たいという衝動に駆られました。

車をUターンし、反対車線に出て彼女の車に近づいていきました。
(バレる?でも施設の名前ないしマイカーなら大丈夫だよね!?)

彼女は利用者さんを車に乗せようとしているところで、私はその脇をややスピード落として通り過ぎました。(ドキドキ感、半端なかった・・・

彼女は私を見ることなく、(もちろん車が通ったことは気にかけて・・・)利用者さんの誘導に集中していたようでした。
私も、見られたら(気付かれたら)恥ずかしい的な感覚と―
罪悪感みたいなものもあったのか、直視はできなかった気がします。

そして通り過ぎた後も、バックミラーで小さくなっていく彼女を見届けました。

その様子は、20Mほど前からの時間にして7秒くらいだったでしょうか・・・


16時の恋人は・・・・・

左手の薬指にリングをしていました。

私が5Mほどに近寄っていたとき、髪に手をやった時に確認できました。

『結婚している!?既婚者?・・・えっ、あっ、まあうん、別にそっか・・・そっか~・・・・・』

正確には思い出せませんが、そのような感想だったと思います。

さて・・・

さてさて・・・・・どうしたものか。

私の淡い想いは今後、どこへ向かえばいいんでしょう。

・・・・・と、妄想を書き連ねてみました。

(全てフィクションです。登場人物は架空のものです。)