こんにちは、星見肴(ほしみさかな)です
『猿からスピリチュアル』の4日目です
『怒られる』ことに対する無意識
親という立場では、ついつい怒ってしまうということは、よくある話だと思います
大人になってから独身女(私)から見ても、子育てすごく大変だな……って、遠巻きに見ていても、しみじみ思います
私、小学生の頃に以下の文言で怒られたことがあります
「失敗しないように、よく考えてから行動しなさい!」
私の経験からしても、怒鳴られて教えられたことは記憶にしっかり残る
何なら楽しかった記憶よりも根強く残っている
ちなみに、よく分かんない理由でそう怒られました
でも、中学生の頃には
「失敗しても良いんだよ」
と、何か行動することに対して躊躇っている私に、優しく言ってもらったこともあります
時間という隔たりがあっても、これってよくある話じゃないですか?
状況に分けてその言葉を使ったと言いますか、
大人になれば、あの時、親が怒った理由の詳細って分かるし、
親も何か理由があって意見をコロッと変えたとか(笑)
でもですね、そのときの私は
何で今更そんなこと言うんだろう?
と思いました
表面上は「わかったよ」って返したんですけど、
腹の中では全然違ったこと考えていまして
あの時、失敗するなって怒ったのに、今になって失敗しても良いって、何でそんなこと言うの?
じゃあ、何であの時怒られたの? って
で、私が結局何を導き出したかって言うと、
親は失敗したら怒るから、親が怒るようなことはしないでおこう
という判断を下しました。
私の母は、注意したことは1回で覚えてほしいから、何でも怒って教える人だったので、
怒られると私も怖いし辛いし、真冬の北海道、靴下と防寒着なしで玄関口に追い出される、みたいな体罰が当たり前だったので
なら『何もしない方がいい』と思ったんですよ
よく考えた上で行動する、と前提にしたら
考えれば考えるほど『失敗するから止めよう』につながる
何でって、人間としてここまで生きてきたら、分かるんですよね
『失敗するのって当たり前なんだ』って
でもやっぱり、怒られて教えられたことって
それが判断の基準になってしまう
私は大人になってからも、
働くようになってからも、
失敗するということに恐れを抱いていました
失敗すると先輩に怒られるんじゃないか
失敗すると上司に怒られるんじゃないか
失敗するのは当たり前だとは思ってても、すごくビクビクしながら仕事していました
何なら、1回教えてもらって覚えようとして、
うまく覚えられなかったときは、こそこそ調べて「説明1回で覚えたフリ」をして、2回も聞かないように誤魔化したりしました(笑)
あと、やっぱり女性の上司が母に似てると、
内心ちょっと怯ていまして……
「この人の前では失敗できない!」と、強く思ってしまう
私自身も、考え方が変だったなって今も思いますが
職場の人達も自分の家族同様に扱うというか……「家族と同様に接する」という意識が、まず働いていました
これは私の中で、『家族が不快にならないようにするための行動を心掛ける』という意味です
ブログの2日目に
『驚き』や『恐怖』は、人間にとって最も自己抑制を強いることができる感情なんじゃないか
と書いているんですが
この話を、猿の本能ベースで見ると、
猿から見ても、『怒られたことは重要なこと』だとプログラミングされているから
「失敗するな」「よく考えてから行動しなさい」と怒られた経験がある人こそが行動しないという行為を選択しているのではないだろうか
無意識に。
無意識に、行動しないと決めているから、
無意識に、失敗しないため、行動しないための理由付けを行っている
だって、猿にとって怒られたことは厳守すべき優先事項だから
無意識に失敗しないで済む方法=行動しないという選択を選んでいる
これも、『人間が行動しない』という選択を選び続ける要因の一つなんじゃないか?
だって、我々のベースは猿ですし
なので、「行動するのが怖い」「失敗したくない」と強く思う人は
過去に何かしらの行動を起こした結果、ひどく怒られたことがあるかもしれない。
それは、親だったり、先生だったり……
とにかく、子供だった自分を叱りつけた人が、必ず存在していると思うんです
それでですが、
無意識に怒られたくないって考えている人が、
どれだけ自分にとって有益な理由を並べ立てて、
成功者の真似をすれば良いと頭で分かっていて、
行動を促そうとしても
その無意識の防御壁をどうやって突破すんの?
無意識なんて言い訳でしょ?
私も前はそう考えていたんですが、
心理学や脳の機能について、知識がなかったなっていうのが
内観を続けて、さらに考えて導き出した答えです
今日はここまで
無理しない、無理しない
今日も1日頑張ったら、自分に『ありがとう』って、言ってあげよう
ここまで読んでくれて、ありがとうございます
読んでくれた皆さんに、感謝です✨️