朝から 雨だった






平日の昼間やし、お友達は 授業もあるし、
告別式は、ほぼ身内だけになりそうやなぁ






と、思ってたら・・・・・




中学の教頭先生が 今日も来て下さり、


お手伝いさせてください!


と、おっしゃってくださった。



なんて ありがたい・・・・・

教頭先生には、ずっと ずっと 良くしていただいて、本当に感謝しかない。













告別式が始まった。

すると・・・・・
焼香の列に 制服姿の子供達が たくさん並んだ








授業中なのに、みんな 来てくれたんや・・・・

いっちゃん、よかったねハート








後で聞いた話だけど、
先生が、最後のお別れだから行っていいぞ と言ってくださったそうで 笑い泣き






いつメンは もちろん 、

200人近くの たくさんのお友達や お世話になった方々が 今日もお別れをしに来てくださった



ウチの中学やない子達·····授業·····大丈夫なの?








いっちゃん

14年という短い人生の中で、

貴方は こんなに たくさんの素晴らしい《人脈》と言う宝を しっかり育んでたんやね·····




いつメンのmama達も 驚いてたよ
駐車場も 長蛇の列で なかなか入れなかったらしくて、こんな告別式 見たことないって


貴方の人望の厚さ、こんな形で知ることになったけど·····








オカンは 貴方を誇りに思う キラキラ













焼香が終わっても、棺にお花を入れる時間まで みんな残ってくれて・・・・・



いっぱい涙を流しながら 
声にならない声で 一生懸命お別れの言葉を言ってくれて、

お手紙や、ぬいぐるみを 棺に入れてくれて
いっちゃんの周りは すごくカラフルになった




みんな、ありがとう    ね












そして とうとう 棺の蓋が閉じられる時が来た











私は・・・・・







堪えてた想いに歯止めが効かなくなって



叫んでしまった・・・・・
















いやぁぁぁぁぁぁぁぁ

     連れて行かんといてぇぇ















たぶん 旦那だったと思う

私を支えて立たせてくれて 「大丈夫、車に乗るだけや、一緒やで」と言うてくれた







それを聞いて ハッとした。

取り乱してしまって 恥ずかしかった・・・・・

急いで タオルで顔を覆った






理性と 心根の思いとが 常に 戦っていた

頭 おかしくなりそうだった














斎場に行く車に乗るために 駐車場まで行くと
そこにも いつメンが 付いてきてくれてた




「 いっちゃん!!」「 いっちゃーーん」


って叫びながら·····

みんなだって 別れは辛いんや









運転手さんが
「 思い出の場所を 通っていきましょう 」


と、言ってくださったので、

「 中学校の前を通ってやってください。
この子が ずっと行きたくて 行きたくて、それを目標にがんばって来た大好きな場所なんです」 

と、お願いした。





教頭先生「 校門の前まで 入って来てくださいますか?」




私「 はい、いっちゃんの登校コースを 通っていただきます。」









葬儀場は 同じ学区内にあるので、車でやと5分で行ける








霊柩車にいっちゃんを乗せ
旦那が遺影を抱き 助手席に座った

その後ろのワゴンに 家族と親戚が乗った









大きな 大きな クラクションを鳴らし

いつメンや ママ友、先生方に 別れを告げた










雨は 止んでいた。




葬儀場をぐるっと周り

いっちゃんの通い慣れた登校コースを ゆっくりと進んだ。








小さい頃から よく遊んでた公園の横を通る

あのブランコも、滑り台も、シーソーにも
いっちゃんが はしゃぐ姿が 思い出され·····



このマンションの駐車場で遊んでるとこも よぉ見かけたなぁ·····




あのマクドで·····私はエビバーガー、いっちゃんはダブルマックで·····







町のあちこちに いっちゃんの姿があり
いろんな思い出が溢れてきて 涙が止まらない












そして いっちゃんが愛して止まない中学校の細い路地に入った・・・・・・・・・・









そこには





ほぼ、全校生徒と言えるくらいの
たっっっっくさんの子供達が 路地を埋めつくすように立って 待っててくれた ハート









いっちゃんの乗った車が 路地に入るなり

まるで 芸能人を追うパパラッチの様に

子供達が 車を囲んだ








いっちゃーーーーん!!





絶対 忘れへんからなーー!








ずっと友達やぞぉーーー






また 遊ぼーーーなぁー










俺とお前は ずっと一緒やぞ
忘れんなよ!








子供達が思いを いっぱい叫んでくれた






名前を いーーーーっぱい 呼んでくれた







女の子達の クシャクシャな泣き顔も見えた

笑顔でバイバイブンブン手を振ってくれてる子もいる





先生方も みんな出てきてバイバイ手を振ってくださってる

さっきまで 葬儀場に居た 教頭先生も!






校舎の窓からもバイバイいっぱい手を振ってくれてる



校門の奥のピロティにも たくさんの子供たちが出てきてくれてて

前の子の肩を掴んで ぴょんぴょんジャンプしながら 手を振ってくれてた  バイバイ   バイバイ   バイバイ










ゆっくり   ゆっくり   みんなの前を過ぎて行く



泣き虫よっちゃんが
また顔をクシャクシャにして泣いてて·····

大きな 大きな声で いっちゃんの名前を連呼して 車を追いかけて走ってくる


「いっちゃん! いっちゃん! いっちゃん!」





付いて いつメンも 走って来た


「いっちゃーーーーんアセアセ









いっちゃん




キミは今   どんな気持ちで いてるのかな

ちゃんと みんなの気持ち 受け止めれたかな










校門の前を 通過して

角を曲がるところまで



いつメンが 走って追いかけて来た







 

運転手さんが、もういちど 大きくクラクションを鳴らしてくださった












みんな



バイバイ























パー  パー  パー  パー  パー  パー  パー






ONE OK ROCK   Time



いっちゃんが お星様になって
この曲を 毎日毎日 聴いて 泣きました



Heartache



今でも 胸がギュッてなる曲




I miss you









オカンは あなたに 逢いたいです