甲辰の年、戊辰の月、戊辰日


先に輪王寺を参詣。


大猷院では、拝観に上がると

ふわ~と良い香りがした。


それは「名香家光」という

お線香の香りで、

母が気に入り、いただくことにした。


家光公は、伽羅の香りを好んでいたので

お線香の名前に家光公のお名前が

つけられたそう。


白檀より控えめで優しい香り。


大猷院をあとにして、

東照宮へと向かった。


清々しい杉並木の参道を

戻ってゆく。



その途中に、

旧奥社唐門・旧奥社鳥居がある。


石唐門・石鳥居は慶安年中(16481652)に

銅製のものに建て替えられた際に

奥社西側の山中に埋められたが、

昭和42(1967)に発掘され

復元再建されたとのこと。





今回は石鳥居をくぐってみた。


すると、趣きのある

石造りの唐門が現れた。


解説を読むだけでは

私の頭では理解できておらず、

このような建造物を拝見できるとは

思ってもいなかったので、

驚きと感動と恐縮な気持ちになった。





黒いアゲハ蝶にも出逢い、

復元再建とはいえ

とても神聖な場所に感じた。


このあと、東照宮の奥宮へ行き

鋳抜門(唐門)と比較してみようと思った。


そして東照宮の石鳥居前にきたけれど

拝観券を求める列は、まだ続いていた。


時間は10時半前。


少し考えて、早いけれど

ランチにしようとお店へ向かった。


開店までの間、

お店の椅子で待たせていただけた。


メニューをみたり

自然を目にしながらの30分は

あっという間だった。





眺めのよい窓際の席に案内された。


母は、日光湯葉のオムレツライス、

私は、イベリコ豚の生ハムと

焼野菜のサンドウィッチを。





それから、
中深煎りのクラシックショコラと
チーズケーキ。


どれも美味しくいただきました。
ごちそうさまです。

スタッフのおもてなしも温かい
素敵なお店の名前は、
「カフェレストランふじもと」さん。


お店を出たら、母の驚く声が!

理由は、トカゲさんがいたから。



トカゲは、龍神や神の遣いともいわれる。
この日に出逢えるとか、すごい奇跡



レストランのオープンを待っている間、

隣に座った少し先輩の女性に

いい情報をいただいた。


東照宮へ行ってみると、

拝観券を求める列は

まだまだ続いていた。


実はレストランで出逢った女性に

電子チケットのことを聞いていた。


おかげでスマホで拝観券を先に手配し、

電子チケット専用の窓口で

QRコードをみせてスマートに発券。


数分で、東照宮の表門を

くぐることができた。







早速、御祭神・家康公の墓所である奥宮へ。


御宝塔の前にある鋳抜門(唐門)。

輪王寺の杉並木で拝見した

旧奥社唐門を思い出す。








奥宮から坂下門までの参道は、

上から眺める御本殿や

苔や草花といった植物をみるのもいい。





坂下門をくぐり

回廊の上をみると、二羽の雀。

その裏に、眠り猫。






やはり、すずめの戸締まり?


つぎは、御本殿の拝殿内へ。

列が長く見えたけど、15分位で

拝殿へ通された。


拝殿の天井には

百間百種の龍の絵。


すべて違う図柄の龍が100枚。


石の間で、本殿へ向かって

あらためて家康公の御霊にご挨拶を。


外に出ると、拝殿前の唐門は

日の光で輝いていた。




ご挨拶をしたので

御遺訓おみくじで、お言葉をいただいた。


大吉、ありがとうございます!




神輿舎の中央は家康公、

向かって右側が豊臣秀吉公、

向かって左側が源頼朝卿の御神輿。



陽明門の裏側と、逆さ柱。


中央には、白い目貫きの龍

その両脇には、ひづめをもつ龍馬が並ぶ。




あえて柱を逆さまにし

未完成にすることで「崩壊しない」

という意味を込めている逆さ柱。


日光東照宮の境内には、 

本殿や拝殿にも同じように逆さ柱が存在する。



一日中みていても飽きない美しさから
「日暮れ門」とよばれる陽明門は
絢爛豪華な造りで、本当に素晴らしい。



陽明門をくぐり、

輪王寺の一部で、鳴龍で有名な本地堂へ。

別名、薬師堂。


御本尊は、薬師如来さま。

薬師如来さまの両脇には

日光菩薩さまと月光菩薩さまが立っている。


さらにその脇には、

薬師如来に仕え、薬師如来を守る 

十二神将さま。


こちらでお頒かちいただける

干支の御守りの守護神でもある。


もともとヒンドゥー教の神々であり、

仏教の守護戦士として仏教に組み込まれたそう。


有名な鳴龍は、鈴を転がしたように

龍の鳴き声として聞こえるので

鈴鳴龍ともいわれている。


こちらでも、龍にちなんだ授与物を

お頒かちいたたいた。


すべて、薬師堂だけで

お頒かちいただけるもの。


辰年干支御守りに

鳴龍絵馬、

辰巳年限定の

黄金鈴鳴龍守と鳴龍御朱印。


鳴龍御朱印の中央にには、

薬師如来さまの梵字が押印されている。


最後に、鳴龍みくじを。


またまた、大吉をいただきました。

ありがとうございます!


中身のお言葉が大切だけど、

こんなに大吉が続くと、

素直に心は嬉しい。








無事に東照宮と、薬師堂を巡り

二荒山神社さまへの参道へ向かおうとすると

小さなねずみさんが!


ねずみさんは、

すぐに石垣の隙間へ隠れてしまった。



絵本にでてくるような
ほんとに可愛いねずみさんだった。



いよいよ、下野国一之宮
二荒山神社さまへ。

五重塔と拝観券受付の間にある
参道をすすんだ。













𝑇𝑜𝑑𝑎𝑦 𝑡𝑜𝑜, 𝑙𝑜𝑣𝑒 𝑡𝑜 𝑎𝑙𝑙 𝑡ℎ𝑖𝑛𝑔𝑠.
𝑇ℎ𝑎𝑛𝑘𝑠














I am grateful to all the people 
for every encounter.

I love me.
I love you.
I love everything.














ねずみさん、

二荒山神社さまで繋がった…


今日もすべてに

ありがとう




Thank you, I love all🤍 *ˊᵕˋ*