富士山と五重塔、

そして桜が重なる景色を

この目でみてみたい。


頭の中で、ふわっと思っていた。


行きたい!に変わったのは

パノラマ展望台で

富士山を堪能してから。





思い出したのもその時で、

時計をみると、

あと30分で社務所は閉所する。


公園もあるし

御朱印をお頒かちいただけなくても

いってみよう。


そんな思いで

浅間神社さまへ向かった。


夕方に近づき、道路は混んできた。


Googleマップさんを信頼し

ハンドルをにぎる。


付近に着くと

Pの看板をもった方々の誘導で

駐車場とされる民家の庭へ。


この時期は、付近の民家の方々が

敷地を駐車場として

貸してくださっているようだった。


いつもなら

事前にリサーチするけれど


今回チェックしていたのは、

御祭神と場所くらい。


駐車場の案内に少々驚きながら、

車を停めさせていただいた。


そして本殿前に着いたのは

15時55分。


でも参拝者の列が長く、

5分ではご挨拶を終えそうもない。


手水舎で祓い清め、

御祭神さまにお詫びをしてから

先に御朱印をお頒かちいただく。


そして、あらためて参拝の列へ。







参拝を終えたとき

16時を5分過ぎていた。


屋根には

魔除けの役割を担う鬼瓦。


しっかりその役割を

果たしているように感じた。


無事に本殿への参拝を終え、

本殿横の荒濱神社さまへ。





こちらの前では、一瞬、くらっと

強いエネルギーを感じた。

あまり、こういうことは無いんだけれど…


日頃のちょっとした悩みが
吹き飛んでしまうような、
そんな感覚があった。


優しいけれど心強い。

そんな御力に触れた気がした。


「ありがとうございます」



境内の地図も把握せず

感覚でまわる。


とりあえず上へ行ってみようと

「さくや姫階段」を昇る。


途中の摂社にもご挨拶。


階段を昇りながら

立ち止まって振り返ると


そこには感動の景色がみえた。


まるで富士山から上へと

昇る龍のような雲。







五重塔は絵になるけれど、

富士吉田市内の戦没者を

慰霊する為に作られた忠霊塔。


どれくらいの人が

それを理解しているのだろうか。


五重塔前では

ひとり静かにお祈りした。





展望台までは

すごい長蛇の列だったので

そちらは諦め降りること







そう、こちらは

三國第一山 新倉富士浅間神社さま。


本殿の御祭神は…

木花咲耶姫命さま

大山祗命さま

瓊瓊杵尊さま


摂末社を含めて

縁結び、子育て、家庭円満の神さまたちが

鎮座されている。


桜まつりが開催中で

境内全体が

参拝者や観光客で溢れていた。


富士山と桜の景色は
本当に素晴らしい。


すれ違う人たちは

日本人よりも外国人の方が多く

みんな、楽しそう。

そんな中、
愛宕神社さま、塩釜神社さまと
足を止めてご挨拶をさせていただいた。

境内地図を確認する間もなく
訪れてしまったけれど

結果、すべての摂末社さまへ
ご挨拶ができた。

ひと通りまわって本殿前に戻る途中
ふと気になった方を見ると
御神木の前だった。


日が暮れてきたこともあり
露店や人混みの影に
御神木は、ひっそりとされていた。

気づけてよかった。

こちらの御神木は
「子育て神木」






今回の旅は、
子育てを後押ししてくださるような
そんな浅間神社巡りになったと感じた。

最後に、手水舎の龍神さまに
あらためてご挨拶。
西陽が射して綺麗だった。







混雑していたけれど

「桜まつり」のおかげで

御朱印などをお頒かちいただけ、


画では表現できないほどの

素晴らしい眺めを目にすることができた。


旬の絶景は、

タイミングが合わなければ

みることができない。


お天気に恵まれ

富士山が姿をみせてくれたこと。


そして、娘と感動を共有できたこと。


山梨の日帰り旅は

感謝感動の連続だった。


何がいちばん嬉しかったかって、


はじめて山梨の地を訪れた娘が

「たのしかった~」と

この日だけでなく、翌日も感想を

つぶやいていたこと。


子育ての神様と御縁をいただけた

母娘で日帰り旅だった。


私は、そう思う。





すべてが同じ体験は二度とない。

だからこそ、いいんだね。


いい事もそうでない事も

すべて受け入れる。


受け入れないと

常に反発している状態だから

辛くなるのかもね。


難しいけれど

そうやって考えられる歳になってきた。


自然に身を任せるとは

こういうことをいうのかな。
















𝑇𝑜𝑑𝑎𝑦 𝑡𝑜𝑜, 𝑙𝑜𝑣𝑒 𝑡𝑜 𝑎𝑙𝑙 𝑡ℎ𝑖𝑛𝑔𝑠.
𝑇ℎ𝑎𝑛𝑘𝑠














I am grateful to all the people 
for every encounter.

I love me.
I love you.
I love everything.














山梨を訪れてから

もう一週間が経った。


いただいた御朱印は、

どれも綺麗な字で書かれている。


たとえ日付けだけを記入する御朱印でも

綺麗な筆遣いは嬉しいもの。




どなたかが

いざなってくださったような旅は

ご褒美のような想い出に残る

素敵な旅になった。


動くと、心も自然に動き出す。


今日も すべてに

ありがとう。




Thank you, I love all🤍 *ˊᵕˋ*