いつもの近所の公園で通りすがりのサンコウチョウが目撃され、それなら林道にももう到着しているだろうと、林道3号に出かけてきました。

昨年は5月末から7月にかけて、某有名林道、林道2号、林道3号と通いましたが、今年は昨年の経験や出来事を踏まえてサンコウチョウを狙っての鳥見は林道3号に絞ることにしました。

 

初日、昨年姿が見れた2ヶ所をチェックすると、2ヶ所目で期待通りにあの特徴的な声が。

待っていると、だんだん声が近づいてきて・・・ 現れました。

今シーズン初です。 何とか2枚だけ撮れました。

 

 

翌日、朝から同じポイントへ。 いつもは歩き続けながら鳥を探すことがほとんどですが、この期間はサンコウチョウに専念ということで、ポイントで待ち続けることに。

 

サンコウチョウは定期的に巡回を行っているようで、30分~1時間程度の間隔で鳴き声が聞こえ、通り過ぎていきました。 この日は計6回ほどやって来ましたが、残念ながら写真は全滅。

薄暗い木立の奥の方で一声二声鳴く間だけしか止まらないので、見つけてカメラで狙っても私の技術ではフレームに入れてピントを合わせる前に飛ばれてしまいます笑い泣き

寂しいので、途中で撮ったコサメビタキを載せておきます。

 

 

3日目。 やはり約30分置きぐらいに鳴き声が巡ってきますが前日より少し頻度が上がったようです。 途中から鳴き方が2種類ある事に気が付きました。ツキヒホシ・ホイホイホイの前か後に”ホーヒホッ”という声が混ざるとき(A)と標準的なツキヒホシ・ホイホイホイだけの時(B)。やって来る回によってどちらのパターンかに分かれているので、どうもAとBの2羽の個体がいるようです。 

移動ルートも林道の右側と左側があるのですがA/Bどちらも右側/左側両方を通ることがあるので鳴き方のパターンとは同期していませんでした。

写真は相変わらず不調でサンコウチョウこれだけ。Aのパターンで鳴いていた時の個体です。

 

アナグマとヤマカガシとシカは撮れましたニヤニヤ

 

4日目。 この日も昼過ぎまで林道で過ごしましたが、やはり、ほぼ30分毎に声を聞くことができましが、新たにツキヒホシ・ホイホイホイホイホイホイ・・・とホイホイを長く繰り返す鳴き方(C)..を確認しました。ただ、Cの鳴き方がやって来たのは2回のみでした。

9:49 個体B

 

10:10個体B

 

 

10:28 個体A

 

12:29 個体A Aにはよく見ると右目後方に白い点があります。 初日の5月17日に撮影した個体にも同じ点がみえるので、同じ個体だと思われます。

 

13:12 個体A

今までに比べて、結構近くに何度も止まってくれて写真はそれなりに撮れたので、連続してのサンコウチョウ探鳥は一旦終了です。

 

・・・ 5月24日に再訪してみましたが、確認できた鳴き方のパターンはAだけで、声が聞こえたのも朝のうち8:30ぐらいまででした。 縄張り確定し、繁殖相手も見つかったのかもしれません。

 

最後まで御覧いただきありがとうございました。