ゆずりあい!! 通勤 妊婦 はぁ??? | ライフサイクル

ゆずりあい!! 通勤 妊婦 はぁ???

小さな出来事、小さな自分

通勤などで結構遠くまで電車に乗る

時間に余裕があるときは、始発を狙う

ようやくアホ見たいに始発待ちの列から解放されて
速攻で空席をとりにいく

しまった!!

おいおっさん、邪魔だよプンプン
んだよ、バーさんもかよっ!!

優先席は狙わないが、このときばかりは
仕方なく優先席へすわる。

とりあえず寝る。
爺さん、婆さんがこないように願う

・・・・・・・・

いてーよ、アチーよ、んんっなんか湿っぽいぞ。

いつの間にか超満員ドクロ
目の前には腹のデカイのが二人。

一人は明らかに妊婦だな。
んで俺の前は、お、おおお~~~~~

足下から、おそるおそる顔を上げてみる。
す、すごい、 ものすごい勢いで、
こちらをにらみつけている。

あきらかな肥満な女性が、カバの突進のように
こちらにおおいかぶさりそうに圧迫を仕掛けてくる。

とりあえず無視して、左がわの妊婦さんに席をゆずらなきゃっ目

う、動けない!
ただでさえ満員なのに、目の前には、カバが・・・・

あせまみれの顔にしたたる汚染水を拭き取ろうともせず
半径5メートルは飛散するであろう、
超高濃度の異臭を伴う鼻息をまき散らしている

これはあきらかな人災だ。

おい、おれの隣、起きてんだろ!!、席譲れよ。。。。。

一度起きてしまい、妊婦とカバを認識してしまったら
もうそのまま、無視して座ってはいられない

おっ、ここは優先席かあせる

わかったよ。。。しょうがねぇ
とりあえず気合いいれてっと・・・・

「あっ、どうぞ、座ってください」

かなり高度な技だが、目の前のカバを押しのけ、
その隣の妊婦さんに
自席にすわれるルートを確保する。

満員電車に、
すでに湿度は90%は超えているカバを押しのけるのは
身を削った勇敢なる行為だ。

おりゃっ、 っとっと、ふんっ、クッ、 後もう少し・・・


・・・・ドゥオーーーーン。

あっさりとはじき飛ばされた。

迂闊にも、カバに突進を許してまった。
そのまま、やつは両隣のおっさん二人の狭い間の席に

二人を押しのけ、妊婦さんのための席を自分のものにした。

ありえない、全く無意味なことをしてしまった。
自分の力のなさを恥じる。

さらに、妊婦さんも、周りの人間も、
俺の失敗を悪魔の様な冷たい目で睨みつける。


っつか、そりゃねぇっしょ!!!
おまえらがサポートしねぇーからっっっ。。。

全部おれの責任かよ。。


わかった、わかった、次でおりるよ、おろさせていただきます。

こんな状況で、高濃度汚染水がまき散らされた、密閉空間で
あと4駅は、一般人の年間許容量を大幅に越える。

身の危険と、強烈な寒気を感じ、
次の駅での脱出で頭が一杯だった。


っと、そのとき、
やっと、興奮が収まったのか、

そのカバが、大きな深呼吸とともに
手持ちのカバンを、ご自慢の腹の上にのせた。。

(出っ張った腹で膝の上はもはやスペースがない)







・・・・・・

チャリン、音譜






カバのカバンについてた、妊婦マークが音を鳴らして姿を現した。









うそつけやっっっ!!!