最近読んだBL本3冊の簡単な感想。どれもストーリー展開が上手く、最後も綺麗にまとまった良作。


☆the miracle of the teddy bear(prapt)

タイの小説。U-NEXTでドラマ配信(未見)。前半はのんびりファンタジーで、後半から家族の謎を解決するミステリーになる。ミステリーの謎解きは少し強引に思えたが、タイの環境問題や同性愛に対する気持ちについても触れており面白かった。ラストは切なかった。

☆赤と白とロイヤルブルー(ケイシーマクイストン)
アマプラで映画あり(未見)。アメリカ大統領の息子とイギリス王子のラブストーリー。とんでも設定だが話はとてもしっかりしていて面白かった。大きすぎる家を背負った二人の若者らしい姿や悩みながらも愛を選び育んでいく姿がウィットに富んだ文章で書かれている。サブキャラも個性豊かで話を盛り上げている。ラブシーンもあり、結構激しい。超おすすめ。映画見たい!

☆フェア・ゲーム(ジョシュ・ラニオン)
元FBI特別捜査官の大学教師と彼の元恋人で現役FBI捜査官が大学生の失踪事件を解決するミステリー。しっかりした読みごたえのあるミステリー。そこに大人のラブが入ってくる。男性が著者なので無骨というか、ドライな語り口の文章(翻訳だが)が新鮮。ラブシーンはなかなか刺激的。話自体も面白く、おすすめ。シリーズもので、他に2冊あるらしい。