RFT CM7151

見ての通りマイクになります。
真空管はEF12が2発入っています。

このマイク、本来電源が本体に入っているのですが
そのまま使用するとノイズが乗ります。

まぁ無理の有る設計ではありますよね。

って事で


電源を外付けにモディファイしています。

ノイズ対策だけの為って訳ではありませんが
面倒なんでノイズ対策で。って事にしてます。


当スタジオで録音される方の中にも
度々
「Blueのマイクだ‼︎」
みたいな事を言う方も居ましたが

RETです。

1960年代の真空管式コンデンサーマイクです。

当然ですがサウンドは全く異なりますし
Gainも全く異なります。
恐ろしい程Higainでマイクプリのレベルで10dbくらいで十分な大きさになります。

サウンドはロリポップで色々変えられます。
M7なんかを付けるのが基本ですが
状態の良いM7を探すのも大変です。

状態の悪いM7を買うよりBlueのB6からB8と
好みでviolet audioのカプセル辺りを揃えておけば
正直、メジャーの方々の歌録りでも全く困る事は有りません。

とは言ってもこの年代のビンテージマイクは全て欠点が有ります。
それはスピード感と透き通るような透明感の有るサウンドは得る事が出来ません。

結局のところマイクは1本有れば事足りるって事は無いんです。


昨今、Outboardもマイクもビンテージが持て囃されていますが
実は使い分けです。

打ち込みベースのギラギラしたトランスサウンドやアニソンなどにはビンテージマイクやビンテージコンプを使っても効果的では無いですしね。

ただ歌モノ、特にR&BやPOPS、ROCKやJAZZには必要不可欠と言って良いかも知れません。

マイクもビンテージのパチモンが全盛ですが

Outboardと同じくモデリングされているマイクと同じ音は出ません。
寧ろ何をモデリングしているか。よりも
そのマイクのサウンドが好きか否かで選ぶのが正解だと思います。

マイクは経年劣化の激しい機材です。
メンテナンスを常にしなくてはそのマイクのサウンドを維持する事は難しく
ダイヤフラムなどの洗浄や真空管の選択は特別な技術を持った方にして貰うのが安全で
長い目でみれば金銭的にも安く済みます。

本物のビンテージマイクのサウンドが欲しい方は金額でなく兎に角状態が良い個体を選ばないと
結果的に使える状態にするのに多額の投資をする事になります。
これはOutboardでも同じ事は言えるのですが。

とは言ってもビンテージの機材はビンテージの機材でしか出せない音が有りますので
積極的に導入してみるのも良いと思います。