発見が遅れると、治癒が難しい猫のがん(癌)。予防と早期発見が何より大切。
猫の腫瘍は悪性腫瘍(がん)の割合が高く、手術による根治が難しい病気です。
そのため予防と早期発見が何より大切です。
猫のがん(癌)は、猫白血病ウイルス(FeLV)の感染が引き金となるリンパ腫、紫外線が影響する扁平上皮がん、ホルモンの作用が影響する乳がんや子宮がんのように、発生する原因がある程度特定されているものもあります。
それらはワクチン接種や室内飼育の徹底、若いうちからの避妊手術で予防することができます。
一方、高齢猫に多い消化管型のリンパ腫や肥満細胞腫のように、原因がはっきりしないものもあります。
その場合は早期発見が何より大切です。
愛猫が6~7歳を過ぎれば、日頃からのボディチェックに加え、定期的に動物病院の診察を受け、腫瘍の有無を調べるようにしましょう。
猫のがん(癌)は、猫自身が身体の不調や異変を訴えることができないために、どうしても発見が遅れがちになります。
早期発見・早期治療を心がけてください。