ブラペ最終回観た。
もう、本当、切な過ぎて、、、
ボロ泣きした。
感想いっぱいあるんだけどごちゃごちゃ書いてるとまた涙出て来そう⋯。
天城先生マジかよ⋯。
原作では亡くなるらしいって知ってはいたんだけど、このドラマでは原作とは違う設定、ストーリー進行だったみたいだからさ。
このまま原作とは違うラストになったりするのかな、と。
思っていた、というか、期待していた、というか、そうであってほしいと、
天城先生と渡海先生が並んでる姿観たかったなあ。
和くんめっちゃ大変だろうけどね。
またカスりもしねえ妄想をしていたわけだよ。
渡海先生が見事、天城先生の病気を完治させて、その後は天城先生はスリジエセンターのセンター長に就任、渡海先生はオペの日程に合わせて東城大とスリジエを行ったり来たりしていて、ジュノは東城大にいるけどちょいちょい天城先生に呼び出されてスリジエに行っていて、2人の悪魔にこき使われてるんだけど何故か楽しそうで⋯。
もしパート3、若しくは劇場版があるならそんな2人の悪魔とジュノの物凄く大変だけど充実した日々が描かれたり⋯。
そんなお気楽な妄想をしていたよ。
天城先生の病気はやはり治ってはいなかったんだね⋯。
渡海先生の実家には家族4人の写真が飾られていたし、渡海先生もダイレクトアナストモーシスの練習していたみたいだし。
渡海先生は一体いつから双子の兄の存在を知っていたんだろう?
だって親は隠そうとして天城先生を養子にまで出して、2人を会わせないようにしてたんでしょう?
いつ、どこで、どんな風に雪彦の存在を知ったのか。
存在を知った時に幼い時の自分の病気の事や、双子の兄が今どうしているかも同時に知ったのか。
気になる部分はまだちょこちょこ残ってる。
天城先生の「渡海先生に出来て僕に出来ない事はこの世に一つもない」ってセリフ悲しい。
兄を救いたくて渡海先生は頑張ったんでしょ?
東城大の悪魔と呼ばれるほど冷たい印象を周囲に与えていて、天才と言われ。
そんな人が3歳の頃に生き別れになった兄の病気を治す為に、兄だけが出来る術式を必死に練習してたんでしょ?
それなのに渡海先生はダイレクトアナストモーシスが出来なかったんでしょ?
渡海先生に出来て天城先生に出来ない事はない。
けど天城先生に出来て渡海先生に出来ない事はあったって事でしょ?
自分の命を救えるのは自分だけって本当に悲しすぎる。
渡海先生だってそうだよ。
正確に言うと術死ではないけど、今まで1人も殺したことのない渡海先生が唯一救う事の出来なかった命。
それが生き別れになっていた双子の兄の天城先生だなんて⋯。
この兄弟が一体なにしたってんだよ⋯。
互いに別々の地で、同じ職に就いて、2人ともド天才で、悪魔と呼ばれつつも多くの患者を治し続けてきた人達なのに。
天城先生なんて何もわからない間に自分の血管を弟に移植されていて、そのせいで自分は治らぬ病を抱えて、それでも人を治していたのに。
その最期がこれかよ。
悲しすぎるよ。
桜の苗木を植えてたシーンの「嫌だな」って言葉がもうさ⋯。
生きてれば渡海先生に会える可能性あったのに、佐伯教授とも仲直り出来たのに、ジュノだっていたのに、死にたくないのに、でも自分の命はもういくばくもないって事を自分自身で悟っていて。
スリジエセンターの完成を見たかっただろうに⋯。
本当に悲しい。
最初からずっと何度も出て来ていた海辺を歩くシーン、あれ、回想じゃなかったんだね。
天城先生の最期を初めから予告されていたんだ。
マジかよ⋯。
自分の最期を悟って誰にも何も言わずに東城大を去って、死ぬ時も1人で。
お墓も1人じゃん⋯。
あの丘は大好きな場所だったんだろうけど、実の親とも、育ての親とも離れた場所で1人で眠るなんて⋯。
渡海先生もジュノも佐伯教授もお墓参りするのすげー大変じゃんかよ。
お墓のそばに桜の苗木を植えて、その桜が咲いたら一緒に見たい人が2人いるって、それがジュノと渡海先生だって。
大変な人生を送った天城雪彦という人が、人生の最期に大切にしたいと思う2人に出逢えたんだと思って良いんだよね?
渡海先生もジュノより先にお墓参りしていたけど、て事は天城先生は渡海先生にも手紙を書いていたのかな?
SNSで渡海先生が天城先生のお墓に供えた花束の花言葉を書いてる人がいてそれを見てまた涙出た。
白薔薇とかすみ草の花束だったけど、白薔薇は純潔、深い尊敬で、かすみ草は幸福、感謝って花言葉なんだって。
あと薔薇は数でも意味が違うけど、この花束の白薔薇の本数は3本だった。
3本の薔薇は愛しているって意味なんだって。
絶対これ、わかった上でこの花の種類、本数にしてるじゃん!
渡海先生⋯。
完成したスリジエの院内には天城先生の部屋に飾ってあった絵画が飾られていて、その絵のタイトルはフランス語で桜の花言葉で、「私を忘れないで」
天城先生さ、何回かこの絵のタイトルが書いてある右下を撫でたり見つめたりしてるシーンあったよね?
ずっと周りの人達に「忘れないでほしいな」と願いながら死への恐怖と戦い続けていたのかと思うと⋯。
天城先生が東城大を去って1年後、ジュノは別の病院で働いていたけど、天城先生からの手紙を受け取ってオーストラリアへ。
天城先生にまた会えるんだと思ってニコニコしながら行ったのにその時には既に亡くなっていて。
亡くなった後にジュノ宛に手紙を送る様に言い残していたなんてさあ⋯。
もう本当に勘弁してくれ⋯。
話せば良いじゃん。
顔を突き合わせて、目を合わせて、きちんと向き合って、話せば良かったじゃん⋯。
なんで⋯。
ジュノへの最後の手紙を読んで堪え切れずに泣き出すジュノでもうダメ。
ボロ泣き。
てかさ、二宮和也の切ないナレーションや手紙の朗読は駄目なんだって。
無理なんだよ。
あの人のこういう演技の時の声って本当に本当に穏やかで優しくて切なくて心臓がギュッてなるんだよ。
駄目なんだよ⋯。
泣く以外の選択肢がない、ってか気付いたら泣いてんだって!
スリジエの天城先生が植えた桜に「始まりの木」とか「天城雪彦医師による植樹」って書かれたプレートが掛けられてるのが良い。
大丈夫だよ天城先生。
「忘れないで」なんて願わなくても誰も忘れないよ。
「建物は歌なんだ」って言ってたスリジエもあなたのイメージ通りの素敵な建物になったよ。
あなたが好きだった景色を描いた絵画も、植えた桜も、みんなから凄く大事にされてるよ。
皆の中で天城雪彦はきっとずっと存在して、輝き続けるよ。
渡海先生の心臓の一部となってこれからも生き続けてるよ。
ラストの渡海先生と猫ちゃん良かったな。
猫ちゃんも戻って来たんだね。
2人ともスリジエで働いてるのかな?
続きを期待してしまう終わり方だった。
シーズン3とか劇場版とかマジであるかな?
ハイローのラストのコメントで和くんもめちゃくちゃこっちの期待を煽りまくる言い方してたし。
現時点でそういう話がまるでないならあそこまでハッキリとした煽り方してないと思うんだよね。
もし続きを観られるならそれはとても嬉しい。
けどその時は天城先生は出て来ないんだよね。
淋しい。
渡海先生と天城先生が一緒に働く姿観たかったなあ。
渡海先生にちょっかい出して鬱陶しがられる天城先生とか。
子供の頃はお兄ちゃん呼びだったけど会えなかった期間が長いし、年齢とかも相まって気恥ずかしくて「兄貴」とか呼んじゃってる渡海先生とか。
2人に同時に呼ばれてどっちを優先すべきかわかんなくてオロオロするジュノとか、そんなジュノを見て面白そうに笑ってる天城先生と呆れてため息吐いてる渡海先生とか。
2人でご飯行ったらやたらイケメンの双子の来店で店内がザワつき逆ナンされて、べらぼうに冷たく素っ気なく返す渡海先生と笑顔でふんわりとお断りする天城先生とか。
観たかったあ。
バラバラに過ごしていた時間分、兄弟としての時間を沢山過ごしてほしかった。
前作の時もブラペロス、渡海先生ロスみたいになって暫く妄想しまくったりしてたんだけど。
今回はそれより酷くなりそう。
天城先生ロスがヤバい。
だってさ、渡海先生は生きてるから「もしかして続編あるかも?」って期待していられるけどさ。
天城先生はもういないから「天城雪彦の人生の続編」を観る事は絶対ないんだよ。
妄想で補填するにしても天城先生亡き後の渡海先生やジュノの事や、生存ifしかないんだよ。
本当に魅力的な人だったな。
演技の事なんて全く分からないけど、それでも凄く難しい役柄だったんだろうなとは思う。
天城先生と渡海先生、全く同じ顔で、後から双子だと判明するけど、それまでの間にも伏線を散りばめていて、判明した後も「あそこはこういう事だったのか」「あの表情はそういう意味だったのか」って納得出来るお芝居をしていたの凄い。
前に二重人格の役をやった時も、同じ人なのに表情や仕草によって全く違う人物に見える様に演じられるの凄いなと思ったけど。
今回の双子役も本当に凄かった。
ちゃんと「双子の違う人物」だった。
顔は勿論、ふした仕草や表情、声色で「似てるな」と感じる事はあっても、やっぱり別の人だった。
ちゃんと「天城雪彦」と「渡海征司郎」だった。
改めて二宮和也の演技力の高さを実感したよ。
和くん、出演者の方々、スタッフの方々、原作・監修の山岸先生。
こんなにかっこよくて面白くて切なくて素敵なドラマを作ってくれてありがとうございました。
当分の間はブラペロス及び天城ロスに陥ると思います。
続編への期待や生存ifの妄想で人型を保とうと思います。
本当に3ヶ月間毎週日曜日が楽しみでした。
ありがとう。