初めてやってみたが、やってみればなんのことはない。
心のざわめき、そのピークは受付に辿り着くまでのエレベーター内で迎え、
いざカウンターに立つと完全に居直っている。
 
 
ご希望の機種なんて訊ねられてもわからんから、適当におまかせ。
なにしろカラオケに来たのは4年振りくらいなのだ。
どの店が安いとか、細かい情報なんて知らない。
向かった先は阿佐ヶ谷のカラオケ店。その名も「オンチッチ」。
 
・・・・・・バカにしてるのか?
 
 
 
しかし入ってみると素晴らしく穴場。
6人くらいは余裕で収容できる部屋に通され、
僕は窓際のカドで広さを持て余していた。
 
・・・・・・こんなに広くていいのか?
 
 
 
進化したタッチペン式コントローラーを前に、オモチャを与えられた猿の如くいじり回す。
冊子をめくって番号入力していた時代はどこへ?
 
・・・・・・すっかり化石か?
 
 
 
スイッチオン。
だっさいオケだけは何年経っても進化無し。どうにかなんないのだろうか、この昭和感。
デフォ設定のエコーが効き過ぎてなんだか恥ずかしい。しかし、自分てこんなに歌ダメだったっけ。
いきなり軽いショックを受けつつ、へこたれそうになりながら
蛇行運転のような歌唱法で、何とか2時間をやり抜いた。
 
 
カラオケに行くと、日本の音楽をそんなに知らない事に気付く。
有名な曲の歌詞やらメロディやらは、何となく頭にあるのだが、
その2つが一致しないもんだから、いざ歌ってもヘロヘロだ。
ガイドに沿って歌っても、あれってちゃんとタイミング知らないと逆にずれるのね。
 
 
やることなくなって、何気なく「ゆらゆら帝国」を検索してみたら、
意外と収録されていたので驚いた。需要があったって事なのか?
「ドア」、「はて人間は?」、「グレープフルーツちょうだい」なんて一体だれが歌うんだろう。
「タコ物語」で気になるアノ子を落とした、なんて武勇伝も、ひょっとしたらあるだろうか。
 
試しに「つぎの夜へ」と「2005年世界旅行」を入れてみた。
なんか歌ってて気持ちよかった。確実に盛り上がらないが。
どんな状況で歌えば良いんだコレ・・・ってのが多数。嫌いじゃないが。

 
 
 
 
歌った曲のリスト
 
混沌料理 / クレイジーケンバンド
男の滑走路 / クレイジーケンバンド
タオル / クレイジーケンバンド
ドクロ町ツイスト / クレイジーケンバンド
2005年世界旅行 / ゆらゆら帝国
つぎの夜へ / ゆらゆら帝国
太陽の白い粉 / ゆらゆら帝国
カナリヤ鳴く空 / 東京スカパラダイスオーケストラwithチバユウスケ
CUSTUM / 奥田民生
愛無き世界 / くるり
宿は無し / くるり
ばらの花 / くるり
さらら / ハナレグミ
明日天気になれ / ハナレグミ
さよならCOLOR / SUPER BUTTER DOG
勝手にしやがれ / 沢田研二
追憶 / 沢田研二
 

久しぶりというにはあまりに行ってなかったカラオケ。気分が良かった。いろいろすっきり出来た。
あと2時間ぐらいはこのまま歌っててもいいなって思った。
一番気持ちが良かったのは沢田研二の「追憶」でした。
 
昔の曲の方がメロディが優れてるんだと思った。