飯屋で吾が櫛と飯を食っていた

(席を同じくする者が幾人か居たかも)

其れくらいしか覚えが無い

(其れすらも見たのかも怪しい

 と

 書いている内に薄っすら思い出すのは

 晴れたる明るい時に

 ファミレスで食いたる眼の前の吾が櫛)

あとは

現にて姪が来て居た

吾が台の寝床から跳ぶ遊びをした

(上で飛び跳ねもするし

 下に飛び降りもするが

 飛び降りる遊びが殊に好みらしい)

此の前に跳んだときは

吾が手を添えても怖々と跳んでいたが

今日は吾が手を求める事もせずに

勢いをつけて跳んでいた

見ている吾が怖いくらいの勢いだった

(他には寝る真似もしていた

 いつだったか

 真に眠ってしまった事もある

 いつもと違う寝床で寝てみたいって

 子ども心は吾も為したる事あり解る

 昔のアニメで描かれていたかな

 藁の寝床とか屋根裏部屋とか)

跳ぶ遊びの前か後には輪ゴムで

数字を作ったりの(セロテープも使った)

よく解らない遊びもした

(作りはしたが恐らく思い通りでなく

 終いには投げ棄てていた

 吾が姪ながら碌でもない事しやがる

 其処も何か吾と血の似通いを覚える)

其れから

遠赤外線暖房器で

姪を焦がしそうになったり

(久方振りに昔話の草紙を

 読んだり歌ったりする前

 草紙を取って来いと

 姪から使いっ走りさせられている間に

 焦げたらしい/姪の自己申告によると)

姪の吾に向き合いたる扱いが

日増しに雑になって来たかに見える

草紙を読み歌いした後の去り方が

もう雑

そうだな扱いで面白いのは

ババのお薬の管理をしたがっていて

過剰に飲ませようとしている

お薬の時間に厳しく

思い出したかに飲んだのか問い詰め

飲んであっても

さらに飲ませようとするかな遣り取りが

耳に入り面白い

夕暮れの頃には

姪が米を磨いでいるのを見せられたり

(姪は米を磨ぐのが

 己が責務かな覚えをしており

 磨がないと心安からずで

 磨ぎ終えると

 此れでよしと事を忘れる)

あと姪は干し芋が好きらしい

という

今年の立春なり

そうだ

今日の初めに眼にした姪の姿は

糞をしに厠へ駆けている丸出しの尻だった

(そして

 其れを先導するババと

 後を追い駆ける姪ママ)

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見送りの月は見えなかったが

雲はあっても

オリオン座などの星は見えていたので

見える眼の内には居らなかっただけか


これに思い出したるあれば

追いて記す事もありや