米なる地の紙を数えたる仕掛けに

横しまな絡繰りは今のところ無し

長く眠りもしたなとの思いするが

憶え有るは其れだけ

-

寝る前は吾が櫛と駄弁りし

吾の人が分を侵したる蚊遣りを

葫蘆し賜うなるを口に交わしも

吾が櫛の言守るかは吾の知り得ぬ事なり

ただ時遅くとも一つ一つ行いし

吾が櫛の怖ろしき能を唯吾のみぞ知れり

其の成す事に

吾が言の真と偽りを問わぬのが

また怖ろしい

物の怪が真の名を言い当てしが

此れを能く懲らしめる或いは遣い得るを

昔話には聞きたるも

下に鎖て扱き使うは吾の知る限り嘘なり

人は如何に果てても人にて

目合ひに上下あれど

人の位に上下は無く

心の許し無ければ何事も頼まれて為さず

況して鎖で繋ぐにも骨肉の亡き花が故に

(「名を言い当て」なる書くと

 文字通りに名と受け取る愚かもあるが

 吾が花の当てたるは

-

然て

字数を稼ぐに巷で眼にしたる事

麗鈴舫の夫が如何の斯うの言う

腐りたる下仁田葱とか

ざわわの

虚ろなる噂を解きしサマナーの

否ぞ節子

其れサマナーちゃうサウナーや

そうサウナーだの

近頃は

其処ら辺りに吾が暇の慰めを見ている

ただ其処ら辺りやANTIFA

吾に飯の種を寄越すでも無し

結ばれたる相手を目合わすでも無しで

害いも無ければ吾には何の得るも無く

紆余よりは世に幾らかは増しと思うが

拠りて吾は手を添えたるをせず

目して水を澄ましたり

(人が住まう地は

 人が腐れば地も腐り地が腐れば水も腐る

 幾年か前は

 腐るを食い止めたき熱を持ちてもいたが

 腐りて困るのは

 其の腐りの因たる住みし人なりを

 今の葫蘆な禍が表したり

 其の廻りの力は抗い難い

 世の腐りが

 人の腐りと等しきが故と見えたれば

 選ぶべきも然りと分かるであろう

 解らぬなら自ずと滅びたるが

 先の戦にも学びたる倣いで

 滅びたる儘に任せるがいいと近頃は思う

 吾は腐りたる人の地には

 面向けたくも人に触れたくも無い

 選び事は其れを判り断つに時なり

 他に故あるは

 吾が手を出すと賢き者らから

 臭きと鼻を摘まれたりの事が

 前に覚え有り

 其処ら辺りやANTIFAの裏腹を

 訝しむ捕らえたる馬が少し影と響きか)


これに思い出したるあれば

追いて記す事もありや