「日本の銀行に転職したんですか?」という質問がくるので、おかしいと思ったらフェイスブックのプロフィールを見て、皆さん聞いてくるわけだ。知っている人もいると思うが、このプロフィールの「東京中央銀行」はドラマ「半沢直樹」に出てきた銀行名で、役職の「次長」というのは半沢が営業第二部に所属した時のタイトルです。よって、僕の現在の職ではありません。以前同様、某米系の金融機関におります。
個人的には、当面「日系」の会社には行きたくないと考えている。日本に帰国してから、自分が所属したり、関わったりした日本の会社、組織は4つだが、これらの組織の中で、共通の納得行かない点が2点ある。1. Employee軽視と2.社内政治
ここからは、あくまで僕が経験したことのみなので、全ての日本の組織を批判しているわけではない。
1に関して、新卒で入社したのがアメリカの現地の会社だったので、それと比較してみて驚いたが、日系の会社の貢献度に対する待遇は、EmployerとEmployeeで格差がある。芋粥をすってでも俺についてこいといって、本気で洗脳される人もいるが、僕にはちょっと。また、「半沢直樹」ではないが、「部下の手柄は上司の手柄、上司のミスは部下のミス」のように、平気で自分を支えてきたスタッフに責任をなすりつける上司がいるということがあるのにびっくりである。詭弁ふるい説得してくるのには驚き。
2に関して、個人的には、会社の戦力になる人間が上にあがるべきであると思うが、なぜか、社内政治のうまい人間が重宝される。上司に対して、耳あたりのいい事を言って、ごまをすっている人が重宝され、組織に貢献している人でも耳にいたい事を話す人は敬遠されたりする。
この2点は、程度の差はあれ、自分が関わった組織にほぼ当てはまる。まあ、日本に帰国してから、日系の小さい組織を中心に関わってきたからかもしれないので偏っているとはあると思う。願わくば、これが決して、これが日系企業の評価のベンチマークにはならないことを祈りたい。
前置きが長くなったが本題に。
大学院に合格した人たちは、この夏or秋から海外留学するわけだが、多くが1年プログラムに行く。そして、この人達は来年の秋からは新社会人となるので、合格した途端に、卒業後になにをするかを考え始めなければいけない。この時期から「合格はしましたが、来年のために今からどういうことをしたらいいでしょうか?」「卒業後、どんなキャリアにつくべきでしょうか?」という質問をよく受ける。
今からすべきことの最優先事項としては、就職活動するのであれば、まずは情報収集。そして、海外に行った後は、現地でインターンをしてもらいたい。このインターンに関しては、「お付録」みたいな会社体験やお茶くみレベルのことではなく、社員と同じ仕事を与えられて、若手の社員より仕事ができることを証明できたら、そのまま会社から内定をもらえるような環境を提供する会社でインターンをしてほしい(たとえ、その社員がクビになって代わりに自分が採用されることになっても)。そうすることによって、実戦的なスキルが身に付くと思う。海外でのインターンは、大手の企業に行き、「名前」を得て、それを履歴書に書くためだけに時間を使うのではなく、実践力を養ってほしい。
次にどのようなキャリアにつくべきか?これに関しては、その人の専攻ややりたいことによって単純に回答はできないが、できれば、現地もしくは海外の企業で20代を過ごしてもらいたいと思う。「グローバル人材」と言われているが、日本にある外資系企業も、所詮は、オフィスにいるのは日本人が多い。それよりも、海外の現地法人で、自分が完全なマイノリティとしてどこまでやっていけるかを経験してほしい。差別されることとか、ネガティブな経験をするかもしれないけど、それが次につながると思う。海外企業、国際企業のオペレーションの良い所、悪い所を見て吸収してきてから、いつか日本に帰ってきてもらいたいと思う。
先日、LA時代の友人と集まりました。みんな、学生の頃は現地のインターンを経験してました。海外で働いていた人間もいます。今では、日本にある第一線の会社で即戦力として働いていたり、起業して頑張っている人もいます。それなりに、みんな苦労した事はあるけど、這い上がってきた人ばかりですね。
Fighters Die Hard!!