Diversification=(人or国籍の)多様性を求める大学院 | Kazの海外大学院留学ブログ

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こんにちは。

9月になりましたが、まだまだ暑い時期が続きます。先日、新宿ヒルトンホテルで開かれたMBAのイベントにレッドゲートのスタッフと行ってきました。90年代に日本で開かれるイベントは、学生を集客しづらい地方の大学や有名ではない大学が多かったですが、今回のイベントは世界の一流大学が多く来てました。

先日の講義でもお話しましたが、金融危機以降、経済的に厳しくなった国からは、留学生の数が減っていますが、それは、日本も含む所謂「中流家庭から留学させてきた国」からの留学生が減っています。途上国などでは、富裕層からは子供を留学させる家庭は相変わらずあると思います。そんな中、世界中で中国からの留学生数は毎年増加しています。一方、日本からの留学生はここ数年減少傾向です。これだけの円高だというのに、日本から海外に行く人は減り続けております。

イベントの最中に、いくつかの大学と話をしました。その中で、「やはり!」と思ったのが、願書を受け付ける際に、「Diversification」を重視すると言っている学校がいくつかあった所でした。「一つ一つの国からの合格者数のリミットは設けないが、できるだけDiversificationするように生徒の国籍のバランスを取りたい」と言っていました。

仮にある大学院で、年間20人までしか一つの国からの入学者を受け付けないとしましょう。そうすると、ある大学に行く願書が、日本から30人しかいかない。一方、お隣の中華人民共和国からは、300人いたとします。大学院がDiversificationを確保するためには、20人までというリミットを本当につけているなら、日本人の方が倍率が高くなります。日本人が有利です。

しかしながら、昨今の世界同時不況で、大学も海外から留学生を受け付けないと経営ができない所もあります。ある大学院のMBAでは、中国+東南アジアからの留学生が70%位になっている所もあります。英語圏の大学院なのに、留学生が来ないとそもそも経営できない状況になっております。そうした所に、日本から留学すると、英語圏に留学しにきたのに、クラスメイトはネイティブじゃない人ばかりで、英語の上達も目標にしているなら、必ずしもいい環境とは言えません。

では、どのようにして学校を選ぶべきかというと;

1. Diversificationをしっかりと行っている行っている学校
2. 経営がうまく行っている学校

この二つを選ぶべきではないでしょうか?(1に関してですが、もし、「英語の上達」を最優先の目的にする場合は、そもそも留学生の比率が低く、ネイティブが多い大学院を選ぶべきでしょう)


さて、次回の講義は22日ですが、今回はビジネススクールの講義ということで、社会人の方も多く参加されると思います。そのため、「私は今大学生だから、参加するのは早いのかな?」という質問も受けます。答えはNoです。

「ビジネススクールは経験者が行くもの」という固定観念もありますが、経験者が行くプログラムと、未経験や経験年数の少ない方が行くプログラムがあります(なぜかそうしたプログラムは日本ではあまり知られておりません)。どちらのタイプでも、その後のキャリアパスを考えて、準備した上での留学であれば、行く価値はあります。22日の講義ではその辺りもご紹介したいと思いますので、是非、学生の皆様もご参加ください。
Red Gate 東大