ペンシルベニアでの仕事が終わり、4年振りに週末はニューヨークにきております。前回ニューヨークに来た時は、2008年の大統領選挙で初の黒人候補のオバマが立候補して(正確には、白人とアフリカ人のハーフで、アメリカにいる一般的な黒人とは育ってきた家庭も大分違うのですが)、国全体が盛り上がっていた記憶があります。私の友人でも普段は共和党支持でも、オバマに投票するという人もおりました。
その後、リーマンブラザーズの破綻を発端に、世界は金融危機になりました。未だに、世界経済、特に先進国は、安定した回復基調には戻らないどころか、ユーロ危機等多くの負の可能性が吹き出す恐れがあります。アメリカ国内においては、公的保険がないため、家庭の健康保険料は上昇しづつけています。私が、米国の金融機関で働いていた時は、40代の両親に小学生の子供二人ですと、月600ドル位でしたが、現在は、これが$1000位まであがっていると、ロスアンゼルスの友人に聞きました。アメリカ経済の先行きがまだまだ不安要素が多いように思えます。
しかしながら、ニューヨークの町を歩いていると、そんなに景気の悪さを感じさせません。タクシードライバーから、ホットドック屋台の人まで笑顔で活気に溢れているように見えます。
GDPや財政収支、経常収支、貿易収支の数字だけ見るとアメリカ経済は弱いと思われがちですが、それでも、この国に今もなお世界の4分の1の投資資金が集まってきていることも事実です。こうした状態がいつまで続くかは、予想しづらいですが、現地の友人はそれほど悲観的になっているようでもなさそうです。
さて、私ですが、7月21日より、毎月第三土曜日にRed Gate Universityの企画で、東京大学にて、セミナーを開くことになりました。トピックは、海外の大学院留学に関することですが、日本の最高学府の学生の皆様を相手にお話できるので、非常に楽しみにしております。
昨夜は大学時代の友人と、ニューヨーク大学のキャンパスの側で飲み、語り明かしました。この国の高等教育システムが世界の学生に門度を開いていることにより、世界中の優秀な学生が集まってこれるのはすばらしいことだと思います。日本やドイツとは違い、自分の専攻の変更などがフレキシブルにできることは、個人の人生の可能性を広げることができると思います。
昨日、語り明かした友人の一人は、学部ではUCLAの国際開発学とラテンアメリカ研究を専攻し、卒業後は、途上国支援の会社で働いていましたが、大学院からコロンビアで国際金融を専攻し、今は欧州系の金融機関で働いております。
もう一人の友人は、UCLAで社会学を専攻した後、家族経営のメディアビジネスを数年間手伝いながら、夜間でペッパーダイン大学のMBAで金融を専攻し、今はウィスコンシンのコンサルティング会社で、日々全米中を飛び回っております。今回は、ロングアイランドのクライアントの所に来ていたので、帰りにニューヨークによってもらいました。
このように、大学院選択により全く別の分野へのキャリアチェンジが可能になるのも、海外大学院進学、米国大学院進学の魅力の一つだと思います。
初講義まで3週間ですが、現地の情報も含めた盛りだくさんの内容をお届けできればと思っております。明日は、ロンドンに移動です。
東大
Red Gate
http://red-gate.jp/
