ゴールデンウイークは特に大きな予定をいれず時間があったため自宅の掃除をしていたのですが、久しぶりにクローゼットに眠っていた私が唯一持っているブランド腕時計(オメガスピードマスター)を引っ張り出してきました。

10年以上前に購入しいつも身につけていた時期もありましたが、ここ数年は利便性からすっかりアップルウォッチ派となり

全く使用することがなくなっていました。

近年円安などの影響で海外ブランドの腕時計は値上がりしていると耳にしていたので、試しにインターネットで査定してみたら購入時より高い値段がつくようでした。思い出の時計なので売却はしませんが、少し驚きました。

ロレックスなどは、人気モデルとなると正規販売店でも購入が難しいようですね。

俗に”ロレックスマラソン”という言葉があるくらい需要が供給を大きく上回り、販売店を何度訪問しても

購入できるまでに3年くらいかかることもあるというモデルもあるようです。

購入時よりはるかに高値で売れることが分かっているので、転売目的の購入も多いみたいです。

 

はじめから転売目的で購入するスタンスはあまり共感できませんが、愛用した中古品に高値がつくのであれば、ブランド腕時計はリセールバリューが期待できる物の1つかもしれません。

数年前に”腕時計投資のすすめ”という書籍をみつけ興味本位で購入していましたが、時計が趣味の人にとってはおもしろい発想だと思いました。

 

腕時計は同じく高額な物である車と比較した場合、税金や駐車場、保険(腕時計の破損、盗難には火災保険が適用されるケースもあるようです)などの維持費はほとんど発生せず、機械式時計の場合数年おきのオーバーホール代が数万円かかる程度かと思います。適切なメンテナンスを行えば半永久的に使用することができるものもあり、資産として魅力的なものだと感じています。

ただ投資となると、プロたちを相手にすることになり、為替や物価などの社会情勢以外にも人気モデルを見抜く目利き力なども必要になるためハードルは結構高いと思います。

私個人としては、まずは会社に縛られないお金を作った後で、趣味の範囲で本当に欲しいブランド腕時計を購入し自分が身につけ楽しんでいきたいと考えています。