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iPhoneアプリのリジェクト事例を暴露!

100件ぐらいリジェクトされたから。 by 3DCM

apple公式よくあるリジェクト項目

Common App Rejections by apple

apple社がよくあるリジェクト項目を公開しています。英語ですが。ここでは英語の原文と日本語意訳を掲載しますので、アプリ開発関係者の皆さんは、無用なリジェクトを回避するために、申請前によく目を通すことをお勧めします。


英語原文


Common App Rejections

Before you develop your app, it’s important to become familiar with the technical, content, and design criteria that we use to review all apps. We’ve highlighted some of the most common issues that cause apps to get rejected to help you better prepare your apps before submitting them for review.

Crashes and Bugs
You should submit your app for review only when it is complete and ready to be published. Make sure to thoroughly test your app on devices and fix all bugs before submitting.

Broken Links
All links in your app must be functional. A link to user support with up-to-date contact information is required for all apps, and if you're offering auto-renewable or free subscriptions or your app is in the Kids Category, you must also provide a link to your privacy policy.

Placeholder Content
Finalize all images and text in your app before sending it in for review. Apps that are still in progress and contain placeholder content are not ready to be distributed and cannot be be approved.

Incomplete Information
Enter all of the details needed to review your app in the App Review Information section of iTunes Connect. If some features require signing in, provide a valid demo account username and password. If there are special configurations to set, include the specifics. If features require an environment that is hard to replicate or require specific hardware, be prepared to provide a demo video or the hardware. Also, please make sure your contact information is complete and up-to-date.

Inaccurate Descriptions
Your app description and screenshots should clearly and accurately convey your app's functionality. This helps users understand your app and makes for a positive App Store experience.

Misleading Users
Your app must perform as advertised and should not give users the impression the app is something it is not. If your app appears to promise certain features and functionalities, it needs to deliver.

Substandard User Interface
Apple places a high value on clean, refined, and user-friendly interfaces. Make sure your UI meets these requirements by planning your design carefully and following our design guides and UI Design Dos and Don'ts.

Advertisements
When submitting your app for review, you’ll be asked whether your app uses the Advertising Identifier (IDFA) to serve advertisements. If you indicate that your app uses the IDFA, but it does not have ad functionality or does not display ads properly, your app may be rejected. Make sure to test your app on an iOS device to verify that ads work correctly. Similarly, if you indicate that your app does not use the IDFA, but it does, your app will be put into the “Invalid Binary” status.

Web clippings, content aggregators, or a collections of links
Your app should be engaging and useful, and make the most of the features unique to iOS. Websites served in an iOS app, web content that is not formatted for iOS, and limited web interactions do not make a quality app.

Repeated Submission of Similar Apps
Submitting several apps that are essentially the same ties up the App Review process and risks the rejection of your apps. Improve your review experience — and the experience of your future users — by thoughtfully combining your apps into one.

Not enough lasting value
If your app doesn’t offer much functionality or content, or only applies to a small niche market, it may not be approved. Before creating your app, take a look at the apps in your category on the App Store and consider how you can provide an even better user experience.


日本語意訳


ここからは日本語で意訳した内容です。多分に意訳なので原文通りでない可能性があります。ご了承ください。

よくあるリジェクト項目
アプリを開発する前に、技術、内容、デザインの基準をよく知っておく必要があります。appleはそれに基づいてすべてのアプリを審査します。ここに、よくあるリジェクト項目をあげました。審査に出す前によく見てください。

クラッシュ、バグはリジェクト
審査に出す前に必ず実機で確認し、バグが無い完成した状態で審査に出してください。

リンク切れはリジェクト
アプリ内のリンクは全てリンクが通じているようにしてください。特にユーザーサポートへのリンクは最新である必要があります。また、自動更新、無料定期購読の機能がある場合や、キッズカテゴリーに属する場合は、プライバシーポリーへのリンクが必須です。

不完全な情報はリジェクト
アプリのレビューに必要な情報は全て提出してください。もし、サインイン機能がある場合は、デモ用のアカウントやパスワードを提出してください。特殊な設定がある場合は、やり方が分かる仕様書を送付してください。また、再現が難しい環境や、特別なハードが必要な場合は、デモビデオや必要ハードを提出してください。その際、必ず連絡が取れるように連絡先の情報は最新のものを送ってください。

正しくないアプリの説明文がないとリジェクト
アプリの説明文やスクリーンショットは、アプリの機能や内容を正確に伝えるものでなければいけません。これによってユーザーはあなたのアプリをきちんと理解し、appstoreのユーザービリティーの向上につながります。

ユーザーを惑わすアプリはリジェクト
アプリはきちんと宣言通りの内容が好ましく、ユーザーに誤解を与えるような内容は良くありません。アプリの特徴や機能はきちんと明言しないといけません。

基準に満たないユーザーインターフェースはリジェクト
appleは高い水準の綺麗で洗練されたユーザーにやさしいインターフェースを提唱しています。アプリが基準を満たしているかよく確認してUIをデザインしてください。提供しているガイドラインをよく参照してください。
デザインガイドライン
UIデザインガイドライン

広告に関して
アプリ内で広告を配信する場合は、Advertising Identifier(IDFA)(広告識別子)を使用してください。IDFAを使用しているにも関わらず、広告が正しく表示されない場合はリジェクトされます。必ず実機で広告の表示を確認してください。IDFAを使用していないフリをし、実際には使用している場合は、Invalid Binary状態になります。

(これは、アプリ内で広告を追跡する方法をデバイスのユニークな識別子UDIDではなく、IDFAにする、ということです。デベロッパーは自分のアプリと広告サードパーティが広告識別子を使うこと、エンドユーザによるiOSの”Limit Ad Tracking”(広告追跡を制限する)の設定を尊重することを、チェックボックスで確認させられます。)

Webをクリップしたり、内容のコピー、リンク集はリジェクト
アプリは魅力的で役に立つもので、iOS特有の機能がないといけません。単なるWebサイトの写しではアプリとみなしません。

類似アプリをいくつも申請したらリジェクト
基本的に同じようなアプリをいくつも申請するとリジェクトの可能性があります。申請に通すためには、類似アプリを一つにまとめてください。その方がユーザーも喜びます。

普遍的な価値がないアプリはリジェクト
アプリに十分な機能や内容が無くて、ものすごくマニアックなニッチな市場ばかりをターゲットにしいる場合はリジェクトの可能性があります。いかに有用なユーザー体験を提供できるか、アプリを開発する前にappstoreの同じカテゴリーのアプリなどをよく勉強してください。

また、リジェクトが多い項目のトップ10も発表されました。
apple公式よくあるリジェクト項目_top10

1位から3位までを抜粋しました。

1位14% 情報不足
2位8%  バグ
3位6%  開発者のライセンス関連
3位6%  UIがしょぼい

要するに、きちんと出すものを出して、バグを無くし、ちゃんと開発者登録して、UIを良くすれば、まあ大丈夫ということです。

しごく曖昧と称されるappleのリジェクト基準ですが、まずは公式ルールを順守しましょう。

(執筆者 3DCM株式会社 iPhoneアプリリジェクト対策係)

★アプリ企画者必見!世界120ヶ国のアプリランキングを解析!★
rank-app.com
★リジェクトされないiPhoneアプリ企画・開発のご依頼、ご相談をお受けしております★
相談は無料です。お気軽にご相談ください。

メールでのお問い合わせ
info@3dcm.jp

アプリ開発の3DCM株式会社ホームページ
http://3dcm.jp/

豊富な事例でリジェクト対策を解説「RejectApp」
http://rejectapp.info/

□どんなアプリ?


積み積み系のミニゲーム。親ガメさんを左右に移動させて、上から降ってくる子ガメ達を背中の甲羅でキャッチする、というシンプルカジュアルゲーム。無料・有料の着せ替えアイテムあり。他社のアプリの説明動画を15秒閲覧するとアイテムを取得できる、というリワード広告付き。

□リジェクト内容・Appleとのやり取り



Apple「他社のアプリをプロモーションしてはいけません」

3DCM「プロモーション動画のことですか?」

Apple「はい」

3DCM「他社ではなく自社のアプリの動画なら良いの?」

Apple「アプリの宣伝は禁止です」

3DCM「自社アプリもダメ?」

Apple「・・・」

3DCM「自社アプリを宣伝しているアプリはたくさんありますよね?」

Apple「appstoreのランキングに影響を及ぼす機能はリジェクトです」

3DCM「だかた自社アプリの宣伝は?」

Apple「・・・」

3DCM「!?」

□教訓・対処法


他社(自社)のアプリのDLを促すリワード付き広告、リワード付きアイテムはリジェクト



ここでいう「リワード広告」とは、例えばアプリ販促動画を見たり、他のアプリをDLすると、その報酬(リワード)として本来有料のアイテムが無料でもらえるようになること。つまり、有料アイテムを餌に他アプリのDLを促していることになります。

こうしたリワードによるアプリのDLが横行すると、Appleが運営するAppStoreのランキングが操作されることになり、正常でなくなります。そのため、最近ではAppleのリワード広告対策が厳しくなっています。

このアプリのプロモーションに関する規約は下記の通りです。


規約2.25「他社のアプリをプロモーションする目的でAppStoreとにているアプリをリジェクト」

規約3.10「報酬を支払い、不正な手段でランキング・レビューを水増しすることを禁」


では、他社ではなく自社アプリのプロモーションはリジェクト対象になるのか?

自社アプリの宣伝も派手にやるとリジェクトされる?



審査員によって対応にバラつきがありますが、概ねこのようです。

例えば、画面下部などに出るバナー広告での宣伝は、今のところありです。リジェクトされません。

対して、招待IDを提供してアプリがDLされたら、招待した側に報酬を与える仕組みや、
ポイント系アプリ、おこずかい系アプリはリジェクトの対象になります。

また、例え自社アプリの宣伝であろうと、メイン画面いっぱいに宣伝を掲載して明らかに宣伝が主とみなされる場合は、リジェクトの対象になりがちです。自社アプリを宣伝したい場合は、メイン機能とは別画面に、一覧形式で宣伝を載せるやり方は、今のところリジェクトにはなりません。が、それも程度問題で、あまり数多く掲載すればリジェクト対象になります。

ちょっと前までは抜け道として、審査中とAppStore掲載時でネットワーク接続先を変え、審査中は通常の広告を表示し、AppStore掲載後にリワード広告を表示させる、といった方法もありましたが、今はすぐにリジェクトになるようです。

あくまでAppStoreのランキングの正常化が目的のリジェクト項目ですから、リワード広告はやめましょう。

(執筆者 3DCM株式会社 iPhoneアプリリジェクト対策係)

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info@3dcm.jp

アプリ開発の3DCM株式会社ホームページ
http://3dcm.jp/

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□どんなアプリ?


ToDoタスクを制限時間内にこなすためのタイマーアプリ。時間内に終えられないと上司キャラクターが登場しこっぴどく怒られる、という「御自宅上司機能」付き。上司キャラクターは戦国武将の「織田信長」「豊臣秀吉」「徳川家康」から選べる。

□リジェクト内容・Appleとのやり取り



Apple「クオリティーが低すぎます」

3DCM「な、いきなり!?」

Apple「娯楽性、機能性が全くありません」

3DCM「あるでしょ!」

Apple「ただのタイマーは世界のユーザーに必要ありません」

3DCM「ただのタイマーでじゃありません。織田信長って知っていますか?」

Apple「ジャパニーズ フェイマス サムライ ですか?」

3DCM「織田信長は日本で大変人気のある歴史的偉人です。重商主義や外来軍備による中央集権化を推し進め、戦国時代の終結に大きく貢献しました。特に、一向一揆、石山本願寺、比叡山延暦寺などの宗教暴動を鎮圧した政教分離政策は、日本の近代化を進め、今日の平和的宗教観にも強く影響を及ぼし・・・云々」

Apple「むむむ」

3DCM「といった歴史上の偉人達が、あなたの上司になり管理監督をしてくれる画期的なタイマーアプリです。信長編では、時間内にToDo全てこなすと下剋上モードになり、本能寺の変よろしく上司に一撃を喰らわせる機能が・・・云々」

Apple「つまり?」

3DCM「つまり、タイマー機能ではなく、偉人上司によるタスク管理機能がメインなんです!」

Apple「じゃあOK」

3DCM「!?」

□教訓・対処法


リジェクト2.12、10.6対策!アプリの意義を丁寧に説明すれば作り直さなくても審査に通る!



凡アプリ企画者が頻繁に遭遇するリジェクト項目の2つ。

10.6: Apple and our customers place a high value on simple, refined, creative, well thought through interfaces. They take more work but are worth it. Apple sets a high bar. If your user interface is complex or less than very good it may be rejected


2.12: Apps that are not very useful, are simply web sites bundled as apps, or do not provide any lasting entertainment value may be rejected


簡単に意訳すると、「ユーザビリティー、機能性、娯楽性がapple基準に達していない低水準のアプリはリジェクト」ということになります。

このapple基準が曲者で、明確な基準が存在せず非常に曖昧。担当審査員のさじ加減でいかようにも判断できてしまいます。

毎度苦労されるこの2つのリジェクト項目ですが、今回のアプリはリジェクトを喰らったものの、アプリ自体は改修せずに審査を通すことが出来ました。

アプリの意義をResolution Centeでアピール!



開発者にはおなじみの「Resolution Cente」。ここでappleの審査担当者とリジェクトに関するやり取りを行えます。

ここで幾度かアプリの機能、意義をアピールしただけで、なんと審査に通ったのです。

ポイントは、外国人のapple審査担当者が苦手であろう、日本文化をこと細かく説明し、「外国人のあなたが日本の文化を知らないため、このアプリの有用性を理解できないだけ。少なくとも我々日本人にとってはとても意義のあるアプリである」と思わせることです。最終的に「審査担当者さん、日本のこと勉強不足でドンマイ、日本文化は奥深いからさ」と言えれば勝ちです。

アプリを改修するのは一番最後で良いかも


10.6と2.12でリジェクトされた場合の対策をまとました。

1)まずは担当者にアプリの意義、機能詳細をアピールする

2)アプリの説明文、スクリーンキャプチャーでも同様にアピール

3)それでもだめなら最小限の機能追加、プログラム改修を試みる

プログラム改修は大きな工賃と時間的ロスを伴いますから、文言の変更だけで審査に通ったら非常にもうけものです。

一度お試しあれ!

(執筆者 3DCM株式会社 iPhoneアプリリジェクト対策係)

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