これは「ブラックホール」です
未だかつて観測されたことがないため
シミュレーション画像
しかし
その存在は確実とされています
「全てを飲み込む」
でお馴染みのブラックホール
厳密に言うと
宇宙に無数に点在している天体の仲間です
一般的な星と違うのは
重力が化け物ということ
何でも飲み込もうとする力の正体は
脱出不可能とも言える「無限大の重力」
重力はあらゆる物体にあり
星はもちろん
石や人間にもあります
日頃の我々が他の物体の重力を感じないのは
地球の重力が強いためです
ブラックホールの力も同じ重力
ただし
その重力が桁外れ
というわけなのです
そのパワーは凄まじく
ある一定のラインを超えると
脱出速度は光速を超えます
すなわち
光の速さで逃げようてしても逃げられない
ブラックホールは
光ですら容赦なく飲み込みます
上の画像でも
強大な重力による光の歪みが再現されています
この脱出速度が光速を超えるラインを
「シュバルツシルト半径」と言います
この半径に入ったら最後
もう逃げられません
まあその手前でも充分アウトだと思いますが(笑)
シュバルツシルト半径は
あらゆる物体に存在し
物体の質量によって大きさが決まります
地球程度の質量では
半径約9mm
地球や太陽が形を留めていられるのは
自身のシュバルツシルト半径より大きいから
逆にブラックホールは
自身のシュバルツシルト半径内に全質量が収まってしまっている状態
仮に地球の全質量を
9mmの半径内に凝縮したら
ブラックホールになります
ブラックホールも
元々は普通の星です
その普通の星は
死ぬと超新星爆発を起こします
すると
爆発によって膨大な質量がその星のシュバルツシルト半径の中に圧縮されます
半径内の重力は神がかっているため
シュバルツシルト半径より小さく圧縮されたその質量は
自らの重力によってさらに中心へと圧縮されていき
最終的には一点の重力バカ天体となります
これがブラックホールの正体です
では
地球も…
死→爆発→半径9mm内に全質量圧縮→ブラックホール
ということになるのか…というと
なりません
何故なら
質量が足りないから
ブラックホールになれるのは
太陽の30倍以上の質量を持つ星のみです
地球は太陽よりも圧倒的に小さいです
質量の差は
約33万分の1
質量が太陽の30倍必要だっつーのに
これでは足りるわけがありません
たかだか惑星でしかない地球では
ブラックホールになることができないのです
てか
地球や太陽程度では質量が足りなさすぎて
ブラックホールどころか超新星爆発さえさせてもらえません
言い方は悪いですが
宇宙の中ではその程度の存在なのです
ブラックホールに吸い込まれたらどうなるのか
その物体は
中心に引き込まれつつ
分解されます
二つ三つどころでは済みません
原子レベルにまでバラバラにされます
しかし
その吸い込まれていく物体を半径の外で見ている人の目には違った光景が映ります
相対性理論の理屈で考えると
物体の移動する速度が光速に近いほど
その物体の時間の流れは遅くなります
よって
物体がシュバルツシルト半径のラインに近付くにつれて
その物体の引き込まれる速度はゆっくりになっていきます
そして半径ラインまで来ると
「限りないゆっくり」という境地に達します
物体はその位置で半永久的に完全停止したように見えるのです
しかし実際には
物体は止まることなく中心めがけて光速を超えて突進しています
中と外では時間の流れに大きなズレが生じてしまうのです
漫画などで見かける「光速で動くことでタイムスリップする」的な設定はこれが元になっています(多分)
まあ
この理屈はあくまで相対性理論上での話です
ここまで来ると
もう僕の認識が及ばないので細かい説明は省かせていただきます
ブラックホールといえば
「ホワイトホール」も有名だと思います
実はこのホワイトホールも数学的には理論上あり得るものです
ただ
これ以上は文量が多すぎるのでこの辺で終わりにしておきます(笑)
宇宙の不思議って面白くね?

