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3Dプリンターにバンザイ

3Dプリンターの使い方や設定に関することを中心に、デスクトップファブリケーションなどの話題を紹介してゆきます。
自分のつくりたいものを、自由につくろう!


2012年8月に購入したMakerBot Replicaror(Dual)も3年間使用し、その間国内外のメーカーから数多く3Dプリンタが発売されてきました。
メンテナンスし続けながら、現役で使用しているReplicarorですが、個人事業を法人化して本格的にデジタルファブリケーション事業を展開するにあたり、3Dプリンターを新しくしよう!と決意しました。

そこで、現時点で購入できるパーソナル3Dプリンターをピックアップ。

■選択の基準
(必須)
・予算:40万円くらいまで
・予算の中で、造形品質を最優先
 →スペック上の積層ピッチが小さくても、造形品質が良いとは限らないので、なるべく出力した現物チェック
・造形サイズは15cm*15cm*15cm以上

(あるとよい)
・メンテナンスのし易さ
・使用できる素材(フィラメント)の種類
・造形時の騒音
・CAMソフトやマシンの使いやすさ

数ある3Dプリンタから絞った3つはこちらです↓

1.MakerBot Replicator (5th generation)

価格: \395,800(税別)

○ CAMアプリリのMakerBot DeskTopの出来が良い。(個人的にも使い慣れている)
 造形スピードが速い
○ 大手企業(のストラタシスに買収された)のサポートについての安心感
○ カメラで造形チェック、wifi接続可能などの付加価値あり

△ 今回挙げた3機種の中では、展示会でみたサンプルの造形品質が落ちる印象だった
 他と比べると少し高額。カメラなど造形品質に直接関係のない機能にコストがかかっている感じ


2. UP BOX(AFINIA H800)

価格: \277,800(税別)

○ プラットフォームの自動調整機能があり、造形安定
○ サポートの出力ロジックが優秀で剥がしやすい
○ 展示会で見たサンプルの造形品質が良く、使用者からも仕事に使えると聞いた


3. MAESTRO 3D Printer (DIYセット)

定価:285,000円(税別)

○ プラットフォームの自動調整機能があり、造形安定
○ 造形物の冷却機能が独特によって、オーバーハング形状の造形に強く
  サポート無しで造形できる角度が、他2機種より優れている
 レーザー加工やデュアルエクストルーダーなど、後づけのパーツによって、機能をアップデートできる
 自分で組み立てるため、マシンの構造を理解できる。

△ エンクロージャーが無く、造形時の騒音が大きそう(youtubeで造形時の動画で見た感想)
 造形プレートの過熱や温度制御が不可能で、標準ではABSの造形に対応していない
 組み立てに時間がかかる。(10時間以上かかるっぽい)
 造形用の専用ソフトウェアがなく、他で探す必要がある。(習熟と知識必要)


と、3つを比較して短所の少ないUP BOXを購入することに決定!
実際に見たサンプルの造形のキレイさから、maestroとUPBOXはかなり迷いましたが、今回は組み立て不要で、専用CAMソフトが付属し、造形までの労力が少なくすむUPBOXにしました。
買い足すとしたらmaestroかな。オーバーハング計上の造形性能と、自分でもマシンを弄れそうなところは、もの凄く魅力です。

MakerBot Replicatorは以前のモデルをずっと使ってきた慣れがあったのですが、今回はコストパフォーマンスの良いで安価な別モデルを選択しました。

現時点ではUPBOXを選びましたが、価格は為替の変動の影響を受けたりするし、性能についてもファームウェアやCAMソフトのアップデートでも大きく変わる可能性があるので、最新の情報を手に入れて選択したほうがよいかと思います。

以上、3Dプリンタ購入の参考になれば!

次回、購入したUPBOXの感想を書こうかと思いますー