昨日私に与えられたミッションは
最低20人に声をかけ、その人のファッションを褒めて、写真を撮らせてもらうこと。
わからない単語の使い方を聞くこと。
翌日の集合場所の場所を教えてもらい地図を書いてもらうこと。
集合場所の像と写真を縦と横で2枚撮ってもらうこと。
...が昨日16人目でプチ事件。
おじさんに質問をしてたら、そのおじさんが超デートに誘ってくる。
僕はアジア人が好きだとか、君の笑顔が好きだとかなんとかいって、I like youとか言ってくる。
怖っと思ったけど日本人的精神が働き、逃げたいけど、めっちゃ英語教えてもらったし、突然逃げたら悪いかなとか思いだし。
でも、ちゃんと伝えなきゃ!と思い
私はあなたとデートする気ないよ!
と伝えると、君がやってる写真を撮るとか良いアイディアだと思えない。などと言われ、結構ひどいこと言われ何だか傷ついて、それ以上人に聞けなかった。
でも、あと少しで20人なのに。
自分との戦い。
声をかけたいけど、話しかけるのが怖い。
結局、12時から19時頃まで頑張ってたけど、それ以上声をかけることができず帰路についた。
でも悔しくて、朝早起きしてもう一回続きにトライした。
そしてレッスンの始まる9時半までになんとか20人コンプリートできた。
なんでこんなちょっとしたことで心折れるんだって。
もっと強くならなきゃって思ったら、弱い自分に対する不甲斐なさで泣けてきた。
そして先生とクラスメイトの顔見たらもっと泣けてきた。
そして、ひくひくするくらい泣いた。笑
悔しくて悔しくてたまらなかったのだ。
そして、今日の路上インタビューはクラスメイトも少しの間、同行してくれた。
そして、1人になったあとまた色んな人に話しかけた。
そのうちの一人は道を教えてくれて、その人とは別れたけど結局私は迷いまくってた。
そしたら、その人が5分後くらいに汗だくで現れて
「あなたが迷ってないか心配で探しに来たの!連れてってあげるからついてきて!」って。
本当泣きそうになった。
私がもし東京で知らない外国人に声をかけられて、驚くほどの寒さの中、その人の為に駆け回れるかな?
彼女は私を探し回って、私を見つけて導いてくれた。
本当にめっちゃ探し回ってくれてたのが彼女の必死さですぐわかった。
その後話した2人の男性の方も本当に親切に私の話を聞いてくれて、他にも聞きたいことある?とまで聞いてくれた。
超丁寧に、明日の集合場所の地図も書いてくれた。
そして、このブログを書いている今も人の優しさと感謝の気持ちで涙している。笑
嫌なことがあって落ち込んだりしたけど、いい人もたくさんいる。
てか、ほとんどいい人。たまに変な人。w
人の優しさに触れて、もっと優しくなろうと思った。
中学生の頃、悩みまくっていた私に保健室の先生がくれた手紙を思い出した。
強くなければ生きていけない。
優しくなければ生きていく資格がない。
If I wasn't hard, I wouldn't be alive. If I couldn't ever be gentle, I wouldn't deserve to be alive.
レイモンド・チャンドラーの言葉。
あの時はそこまで深くこの言葉の意味を知らず、ただ自分を支える呪文のように唱えていた言葉。
今なら理解できる。