3つの対話で
子育てが楽しくなって
心豊かになるキッカケになればと
ハッシンしている3人組
おはようございます
時代の変わり目、こども達のために何ができるのか?
昨日の投稿の続きです。
フランスでは、幼い頃から
個人のアイデンティティが確立するように
こどもの周りの環境が整えられているけれど、
日本はどうなのでしょう。
和を重んじる日本を、
聖徳太子の「和を以って貴しとなす」の言葉から考えてみます。
歴史を学んで、この言葉は何となく聞いたことある、という人
多いと思います。
この解釈、「みんなが仲良く、調和を大切にしていきましょう」というのは
聖徳太子が本当に言いたかったことの半分になってしまいます。
聖徳太子は、鹿の角に十七のイメージを見て
十七条憲法を作られたそうです。
第一条は、琴から理を得て
琴の音色の和音、それぞれの音の美しさを持っていて、
それが重なった和音の素晴らしさを、
「和を以って貴しとなす」の言葉で表しています。
(『先代旧事本紀大成経』十七条憲法第1条「琴」の理より)
それぞれ自分の本音を出して話し合い、
それを戦わせるのではなく、
互いに響き合うように受け取りながら、
調和してさらに素晴らしい意見へと導いていくことが大事だという教えです。
みんなと同じ意見に合わせて仲良くいこう、というのではなく
自分の意見を伝えながら、相手の意見も受けとめていき
話し合っていこうということです。
今の日本では、出る杭は打たれるとか、同調圧力とか、
みんなが同じような動きをすることを求められてることが多いですよね。
でも、日本人の誰の心にも何となく残っている
「和を以って貴しとなす」という言葉は、
自分自身の個を大事にするからこそ、
相手のことも大事にできる、
お互いの思いを貴んで、調和していく、という言葉です。
日本の中にも個を大切にする日本古来の教えがあったのです。
個を大切にしながら、
響き合い調和の取れた世界を作っていける。
論破ではなく、調和して
新しいハーモニーを紡ぎ出せることが
これからの在り方だと感じています。
こども達が歩んでいくこれからの世界。
でも、それって、めっちゃ難しそう⁉️
どうしたらいいのか、を明日は考えていこうと思います。
ここまで読んでくださってありがとうございます。
ママ達が、こども達が、ハッピーになりますように💕
(担当 共感的対話探究者ハク)

