3つの対話で
子育てに関わる大人達が
心豊かになってくる
キッカケになればと
ハッシンしている3人組です
おはようございます。
私はこれまで、いろんな場所でこども達と関わってきました。
最初は絵画教室。美大も出てないし、技術的なことも全くわからず、
お教室の補助として働いていました。
そこが倒産して、次に塾講師、主に小学生のための塾。
次が、さまざまな環境のこども達の学習支援。
仕事じゃないけど、ボランティア的に、放課後の居場所活動にも参加していました。
造形教室の講師の時のこと。塾で造形教室もやっていました。
そこでは、創作上のやってみたい、を大人は止めない場所でした。
自分の責任において、やってみる。
だから、うまくいかない場合もある。
でも、誰からも止められずに、自分が考えたことを形にしようと思った時には、失敗しても、納得がいくのです。それどころか、じゃあ、こうしてみよう!とさらに考えていく子が多かったです。
決められた時間の中で作らなければならないので、考えても次のチャレンジができない子もいましたが、時間内いっぱい、がんばって手を動かして試行錯誤を繰り返す姿が目立ちました。
感動する場面もありました。
自分の好きに作るから、最初に準備されてる材料では足りなくなることもありました。
そんな時、何が起こると思いますか?
材料の奪い合い?
ののしりあい?
ケンカ?
いえいえ、こども達は、自分の気持ちの切り替えをしたり、分け合ったり、いっぱい持ってた子はそれを手放したり、で、穏やかに創作活動は続いていきました。
あれは何が起こったのだろうと、お教室終了後、スタッフで話し合ったのですが、
こども達は気持ちが満たされていると、自分の創作活動に集中できて、誰かとぶつかり合うようなことにはならないのかも、となりました。
やっていること、創っているものを見て、面白がって感じたことを伝えるだけ。
大人が先走って、こうしたらいい、は言わない。こどもからどうしたらいいか、相談された時だけアドバイスする。
そして造形活動が終わった最後の時間にお互いの作品の鑑賞タイムがあり、
講師は、担当グループのこども達の作品で面白い部分を発見して伝えたり、
こども達には、誰かの作品について、何か自分の感じたことを言いたい人だけ発表してもらう時間がありました。
この教室でも面白がって伝えることをしていました。
こうして対話の時間を、こども達は、目をキラキラさせながら過ごしていました。
もう5年以上前の話で、私は辞めてしまったけれど、今もそのような形で造形教室を行なっているようです。
大人は面白がってお話を聞いて、面白がって伝えるだけなんだけど
その造形教室では、一つだけ、言ってはいけない言葉がありました。
「これは何?」
こども達は、考えて創る行為を楽しんでいるから、何を創っているか、言葉にならない時もある。あと、これを創ろうと思っていたけど、途中から別のアイデアが浮かんできて違うものになる場合も多いです。
だから「これは何?」って聞かれることは、面白がることとはかけ離れたことになってしまいます。どこか評価にもつながるような質問。猫を創ってるつもりでも、こう質問されるのは、猫に見えない、ということになるから、こどもの面白がってた心が一気に恥ずかしい、って気持ちになってしまうことも。だから、大人は、こどもがどんなところを工夫して創ったのか想像して、そこが面白いと感じたことを伝えたり、色の具合とか美しく感じる部分を伝えていました。そんな対話の中で、こども達は自分の作品を誇らしく感じて、大事そうに持ち帰って、家で飾るご家庭が多いようでした。
造形活動は、対話の時間につながりやすいと思います。
文科省は、学習指導要領で「主体的・対話的で深い学び」を掲げているけれど、対話の時間を持ちやすい図工や美術の時間はとても少ないです。図工の時間に鑑賞会すると、上手い下手の評価になってしまって良くないと思われそうだけれど、持ってき方で全然違ってくるのに残念です。
造形活動についての参考書籍はこちら
こころと頭を同時に伸ばすAI時代の子育て
このブログで、子育て中のママ達とつながっていくことを楽しみにしています。
(担当ハク)

