『十字架』by重松清
- 十字架 (100周年書き下ろし)/重松 清
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先日の吉川英治文学賞受賞作品。
いじめを苦に中学二年生の男の子が自殺をし、その彼の遺書に残された4人の同級生のその後の人生が描かれた話。
小説として、決して長い訳ではないけれど、とても大切な経験というか人生を体験させてもらったような気がする。人の命の大切さが心に沁み入る、素晴らしい作品だ。
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いじめは良くないこと。
いじめることも、いじめられることも。けれど、無力がために傍観してしまう罪もあるのを忘れてはいけない。
親のエゴとかでなく、密かに自分の子供には武道をやらせたいと思っていた。
戦う術が全くなければ、いじめの問題だけでなく、酔っぱらって寝ている人を助けることすら出来ないのが現実だから。心得として、戦う術を持つことで、身体的な姿勢だけなく、人として正しく生きる姿勢につながるはず。
けれど、こればかりは、泣いても笑っても道場にねじこもうと、決意を新たにした。
愛娘よ、すまん。
他は激甘で育てるから、ここだけは頑張ってくれ。
子は親を選べないのだ。
PS
ちなみに、剣道とかもしやらせるとして何歳くらいから習えるのかな。。
PS2
あんなに可愛い顔してもの凄い強くなっちゃったら怖いな。。