智くんハッピーバースデー!!
間に合ったのでアップします。
本来ニノの片思い程度にするはずでしたが幸せにしたくなってしまったのでくっつきます。
んー、まぁ翔潤または潤翔の方ももう少し書きたかっですが智くんサイドなのであまりイチャつきはありませんm(*_ _)m
SideO
俺の執事は今、とても幸せそうだ。
何があったのかは分からないしここ最近悩んでたからその悩みが消えたのだろうか。
「智様?」
「何かあったの?」
「智様に秘密にするのは失礼かもしれませんね。私に大切な恋人が出来ました」
恋人?
おー、そりゃおめでとうだけど。
恋に悩んでたってことか?
「おめでとう、だから幸せそうなのか」
「はい。 私の体に傷があるのはご存知ですよね? それが智様や智様の御家族以外にバレてしまいました」
バレたってやばいんじゃないの?
執事の名前は櫻井翔。
レイプされてたのを助けたことがきっかけで助けたのがきっかけだ。
何でもすると言った彼に両親は無理しなくていいと言ったが頑固なのか譲らない櫻井は困った顔をしていた。
両親は数日観察して俺の執事に任命した。
元々執事はいたのだが俺専用にはいないし時期に俺にもしごとがわりあたてられるだろうということだ。
努力家だから分からないことも質問しながら執事の仕事を勉強していた。
でも、そんな彼はたまに悪夢を見てうなされることがある。
そして、俺は櫻井を気に入っているし大切な人だ。
まぁ恋愛的な意味では無いが一時的にあったかもしれない感じだ。
だからか櫻井が幸せな気持ちだと俺も幸せな気持ちにはなるし愛と言うなら家族愛だと思う。
「出かけた先で久しぶりに私の父親に会いました。 恐怖で体が動かない私を助けてくださった彼が私の体と心を動かしました」
彼氏なのかよ。
いや、悪いわけじゃない。
どちらと言うと男は怖いはずだ。
「で、櫻井はその人とその日から付き合いがあるって事?」
「お礼をしたかったので。 私の休みに合わせてくださって彼が好きになりました」
「で。その彼も櫻井のことが好きだったから両想いなんだよな?」
じゃなかったら恋人じゃないだろ。
心配して損したがそれでも可愛いところ見れたし話してくれたのは嬉しいから。
「なりました」
「良かったな」
「お願いがあるのですが・・・」
珍しいな。
休みが欲しいとかか?
いつも俺の事を優先するからな。
プライベートでも。
「なんだ? 言ってみなよ」
「もうすぐ智様の誕生日ですよね? その日に私の彼氏を招待したいのですが・・・」
あー、俺の誕生日会ってよりも俺の作品がとうとう世界デビューするからそれの感謝祭みたいなパーティーが開かれるのがちょうど俺の誕生日なんだ。
「いいよ、櫻井が管理するんだからな。 好きにしなよ。 他に誘いたい人いるなら誘えばいいさ。 俺の絵に興味持ってくれてるのかは知らないけど」
「ありがとうございます」
まぁ、社交場はいくらあってもこれといった出会いは未だにないからな。
出会いが欲しいわけじゃないけど。
恋すると人は幸せか不幸かどっちもあてはまる。
人生振り回されるからな。
いい意味でも悪い意味でも。
「智様にも出会いはありますよ。私みたいに同性かもしれませんね」
「彼氏か?悪くは無いな。 考えたこと無かったけど」
「私だって考えたことはありませんよ。ですが恋人というものは幸せを与えてくれる存在ですね。 智様のおかげで私は恋人と出逢えたので感謝しかありませんし智様には是非幸せになって頂きと思っております」
俺、別に櫻井の恋人知らないし恩人みたいな感じに扱われるのは複雑だ。
そういう意味で助けたわけじゃないし。
ーーー
パーディ当日になった。
前日まで体調が悪かった櫻井だが熱は無い為、予定通りに決行することに。
「初めまして。 松本潤です」
「大野智だ。 まぁリラックスしてくれ。 櫻井、まだ完全復活じゃないから終了次第帰らせる予定だ」
「お気遣いありがとうございます。 でも、櫻井さんは後片付けまでしっかりやりたいと思うから好きなようにさせる方がいいと思う」
そうか。
恋人というものは普通体調が万全じゃないなら心配なはずなのにそれでも最後まで見守るつもりらしい
「わかった。これからもよろしくな?」
「こちらこそよろしくお願いします」
さて、面倒だが挨拶しなければいけない。
これからもパーティー増えるのかと思うと面倒だ。
マイクを受け取り長すぎず短すぎない挨拶を述べて後は自由に楽しんでもらうようにと願った。
「あ…」
「ニノ?」
櫻井の恋人と一緒にいたのがニノだったとは。
高校の時同じクラスになってまぁお互いに気が合うから友達だった。
今でも友達かと聞かれたらよく分からない。
卒業後会ってないし連絡も取り合ってないし。
「久しぶり。夢、叶ったんだな」
「まぁ、そうかもな。ニノは?」
「まだまだかな」
久しぶりに見たニノ。
これは相当辛いのかもな。
なんて言うか不安そうだ。
「二宮様?顔色が悪いそうですね。 よろしければ智様が泊まるホテルの部屋に移動しましょうか?」
もしかしてこいつ体調悪い中来たのか?
それともこういうパーティーが苦手なのか?
多分後者な気がするけど。
「あー、ニノ、慣れてないよね? ホテルで休んだ方がいいよ、智さんが来るまで僕も一緒なら問題ないよね?」
いつの間にか松本くんまで。
そうだな、1人よりかは松本くんがいる方が安心だよな。
「それでお願いします。松本様もご一緒なら二宮様にとっても安心でしょう」
櫻井は松本くんとニノを会場から離れるようにして多分案内するだろう。
あともう少しだ。
まぁ俺ものんびりとしたいからこういうのはあまり好きじゃないから暫くはやらないな。
終了のアナウンスが流れて櫻井が戻ってきたから俺はホテルに行くことにした。
「お疲れ様です。 ニノはよくなりましたよ?」
「ありがとう。 それは良かった」
さっきよりも顔色が良くなってて松本くんと話す姿は楽しそうだ。
心配する気持ちは当たり前だがそれ以上になんかある。
「じゃ、僕は翔さんのお部屋に戻ってるよ。 僕は一時的になら安心させることはできるけど本当に安心するのは智さんだと思うから」
どういうことだ?
俺は高校で同じになった以来会ってない。
松本くんとの方がリラックス出来るはずなのに。
「智、俺、怖かった」
「え?」
「友達、親友ならずっと一緒にいられるかもしれない。けど、俺はそれ以上の気持ちを持ってる」
「そ、そうか」
ニノが? 俺に対して?
俺は鈍感か鋭いかは知らないけど。
言いたいことはわかった。
だからこそ俺に?って感じだ。
嫌われてたってことはないし好かれてたこともないと思ってたから。
「だから今回、ちゃんと会ってケジメつけよって思った。 あなたの誕生日に俺との思い出が追加されればそれでいい」
「ニノ…」
当たって砕けることを選んだのか?
俺は好きかと聞かれたら好きなんだと思う。
だがニノみたいな大きな愛というか覚悟があるかと聞かれたらそうじゃないと思う。
中途半端なのはやめた方がいい。
分かってはいても断ったら後悔すると思う。
「迷惑なんだろうな。 てか、迷惑でしかないよな。男に好かれるなんて」
「俺はこういったパーティーはこれからもある。俺はお前の恋人になっても時には傷つけてしまうかもしれないが好きだ」
「え?」
傷つけてしまうことに不安にはなるがだからってそれだけでやめてしまうのは違う。
「俺も好きなんだときづいた。 俺の恋人になって欲しい」
「嬉しい。 恋人でいいの?」
「もちろん。 まだ始まったばかりの気持ちだがな」
これは恋の始まりで恋人になり愛の始まりとなる。
そして、ニノにとって僅かな希望だったはずが叶ったってことになるな。
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