タイトルは好きなアニメのメロメロの能力を使う美しい女性からのです(・・;)

久々の翔潤ですが短めですm(*_ _)m



SideJ


凄くカッコイイな。

憧れて入ったけど。

まさか、そのうち恋をしてしまうメンバーと一緒になるなんて思ってもなかった。


まぁ存在感は凄かったけど。

それでも恋するとは思わなかった。

でも、ある日、突然恋をした。


「大丈夫か?」


寝不足だった。

ライブを行うのだって大変でリハーサルを重ねていい結果にしなきゃいけなかった。

けどいいようには行かない日々でやっとやっといい結果がついてきて。

やってきて良かったって思ったけど。


ダメなのは分かってても時間が無いんだ。


「ありがとう」


ただ、助けてくれただけなのにドキドキした。

何でだろ…さっきから真っ直ぐみるとドキドキが止まらない。


「明らかな寝不足だな。 全く、もう少し頼ってくれ。 俺じゃ役不足か?」


「翔さんは沢山頑張ってるから」


「あのさ、個人の仕事に手伝える範囲はげんかいがあるけどライブは俺も関係してる。 もちろん、出来ないことも有るけどアイディアを出すことぐらいは出来るし仕事がない限りは残れる」


「でも…」


翔さんは僕の手を握って


「俺は、いつも松潤見てて不安だった。何かしてあげたいけどそれを拒否するような姿勢を見せられて。でもさ、こんなに寝不足になって倒れそうになってまで頼らないのは違うと思う」


注意なのか?お説教なのかしてきた。


「俺にも手伝わせて? 背負わせて? 俺は好きな人を黙ってずっと見てるほどの男じゃない」


「え?」


どさくさ紛れな気はするが好きな人と言ったよね?

僕のこと好きなの?


「大変な時は助け合うのが大事だろ? それに俺を情けない男にしないでくれ」


「ありがと」


「どういたしまして。 返事は潤がきちんと寝不足解消してから聞く」


「うん」


で、まさか、家に帰って抱きしめられたまま眠るなんて。

ドキドキして眠れないかと思ったらそんなことなくてすぐ寝た。


次の日は答えたよ。

僕の恋人となった翔さん…しょおくんはカッコイイ

そして僕のことをとことん甘やかす。

そんな日々が続いて幸せだなって。 

ずっと続くとは…

リスクはあっても僕達は止められなかった。

何度か危なかったし怪しまれたけど。

まぁもし気がついててもそれでもそのままにしてくれたなら感謝かな。


「しょおくん」


「ん?」


「どうして好きになったの?」


「んー、些細なことでも突然それがドキッとするようになったんだ


「え?」


「分かりやすいように言おうか?」


「うん


何気ない日常だったけど突然ドキッとしたってことなのかな?


「潤の好きな漫画にな”恋はいつでもハリケーン”だって」


「なるほど…」


しょおくんが漫画読むとは思わなかった。

本を読んでいるところは見たことあるけど。


「恋に振り回させる男って損じゃんって思ったけど恋したら燃え上がる思いをした」


「まぁその漫画を見たら損には思うかも?」


「助けたくて守りたくて。 潤の傍で支えたくて。助けて欲しい時に一番に駆けつけたいなって」


「しょおくん…」


そうだね、恋って突然するものだよね。

きっかけはほんの些細なことだし日常で普通にあったりすることでもドキッとなったりするよね。

しょおくん、大好きだよ。

僕だけのヒーローだからこれからもしょおくんは僕を沢山助けてくれて僕が転んでも引っ張ってくれて立ち直らせてくれるんだ。

ふふ、もう別れることなんてできない。

強大な恋をしちゃったね。


「可愛いな」


「大好き」


「俺も大好きだよ」


その一言で僕は嬉しいんだ。

舞い上がる程に。

大袈裟って言いたい?

僕だってこんなふうになるなんて思ってなかったんだ!!


「いつもずるい」


「そう? 俺からすれば潤の方がずるいけどな」


「どこが?」


「全部が」


酷い!! 僕はどこがと聞いたのに。

全部と答えた。

ほら、ずるい。

しょおくんは気づいてないだけでほんとずるい。

今日も好ききなり幸せに一日になるんだ。