Natural Love 12 


 


昨日は潤くんに沢山甘えたと思う。

なんとなく記憶が曖昧なのは酔ってたから


「大丈夫?」


「うん」     


大丈夫。

残っている訳では無いし。

気分が悪い訳でもない。


「翔くん、頑張ってね」


「ありがと」


大野さんがむかえにきてくれる時間だ。

潤くんは今日、お休みでゆっくりしてるって。


「不安か?」


「んー、ちょっとだけ。 逃げるとかはないから」


久しぶりに写真集を作ることになった。

あれからテレビよりも舞台やライブが多い。

ライブなんか東京以外でもやること決定したし。


「やっぱり松潤は不思議だよな」


「え?


「だってさ、ファンなくせに自覚してなかったんだからさ」


どういうこと?  

全然知らなかった。


「なんかさ、ニノの時と翔くんの時ってちょっと熱量が違うんだよな話す時」


「そうなの?」


「そうそう。 だからさ、好きだと自覚したのは翔くんと話すきっかけが出来たからじゃない?」


「そうかもしれないね」


俺も話してみて好きになったから。

緊張したけど話してよかったって思ったし。


現場について早速辺りを見回す。

相変わらずザワザワする。


準備して内容聞いて後は撮ってくれるだけ。

カメラ越しに笑顔なんかできるかって思うけど微笑むぐらいは頑張った。


「お疲れ、今度は雑誌の連載た」


「分かった」


雑誌の連載初めてなんだけど・・・

なんか俺のコーナーが出来てさ。

その初回なんだけど。


場所は水族館らしい。

まぁ、そういう方が好きだな。

なんかスタジオはなんか緊張しやすいけどスタジオ外の撮影ならそこそこの緊張で済む。


「綺麗・・・」


水族館なんていつぶりだらう。

そう言えば大野さんって魚に詳しかったような

ふと大野さんを見るとじっくりと観察してる。


「元気いっぱいだな」


写真撮られているけど。

そこまで気にならない。


ショーを見たり餌やりやったり。

久しぶりに楽しんだ。


お土産コーナーでは何を買うか迷った。

可愛いの沢山あるし。


撮影は終わり今日の仕事は終わった。


「どうだった?」


「気にせず撮影出来たのが良かった」


「これはファン増えるな」


「そうかな」


「櫻井翔の可愛い一面って感じで」


なんか恥ずかしい。

俺、恥ずかしいの撮られたのに。

余計に言われると恥ずかしい。


家に着き、今日も潤くんに甘える。


「おかえり」


「ただいま」


ギュッと抱きつく。

今日は俺の髪の毛を撫でてくれる。


「いい事あった?」


「ふふん、家族だよ」


「家族?」


「ぬいぐるみだけど家族」


最初は買う予定無かったけどなんか目が離せなくて。


ペンギンのぬいぐるみの可愛さに負けた俺は買うことにした。

だが、1匹では可哀想だ。

その1匹よりも大きいペンギンも買うことにした。


「翔くんらしいね」


「え?」


「翔くんは家族欲しい? ぬいぐるみも1つだしペットも家族だし養子も。選択肢はいくつかある」


俺の家族・・・

子供・・・

確かに俺達は産めないから養子になる。

けど、同じ辛い目にしてしまうかもしれない。

それにここってペット飼えるかな?


「ふふっ、でも、翔くんは甘えん坊な所があるから子供がいても子供よりも翔くんの方が大変かな」


「・・・//」


「ゆっくり考えようか


「うん」


「今日も甘く頂くね?」


頷くと潤くんは俺の手をギュッと握った。

ドキドキする。

期待している。

言われるだけで感じてしまう。


「潤くん・・・」


「可愛い、ちょっと深めのしてもいい?」


「いいよ」


潤くんの舌が入ってくる。

ん、俺の口の中掻き回すようにした後俺の舌を絡め始めた。


こんなキスしたことない。

苦しいけど、潤くんにされてる事に甘く調理されてるなら止まるのではなく進む。


キスが終わるとなんか身体に力が上手く入らない。


「翔くん、可愛い」


「潤くん、立てないよ」


「ふふっ、おいで? お姫様抱っこしてあげる」


それは恥ずかしい。

けど、上手く立てない俺にはそれしかない。

重たくないのかな。


「潤くん、好き」


「翔くん・・・」


甘えたいのになかなか言えなくて態度で示せば分かってくれる。 けど、たまには伝えなきゃ。


「毎回いえなくてごめんなさい」


「僕も伝えたりないことあると思うからお互い様。 それに翔くんから好きは感じるから」


「あのさ、俺、潤くんならいいんだよ? 次の日が辛くなっても


だって、それは幸せの痛みだから。

ちょっと違う。

それに飲めば効くだろうし。


「翔くんの辛いところを見るのは嫌」


「でも、我慢してるのは辛いからお互いに」


「そっか。 それもそうだね。 程々にがちょうどいいことになるのかな」


「そうだと思う」


だからさ、これからは我慢しなくていいよ。  

例えばただ触れ合う程度なら大丈夫だし。

キスだけじゃ物足りないって感じてしまう時あるから。