もうすぐ終わる予定ですm(*_ _)m
一日早いですが(・・;)
SideS
結局無難な魔法使いにしてみた。
それと猫耳。
これで歩くのも恥ずかしいけどパーティーに出るためにはしょうがない。
まずはファッションショーみたいにランウェイを歩くモデルさん達。
その中に潤は・・・
いたっ、カッコイイ・・・
あんなにイケメンじゃこのパーティーモテちゃうだろうな。
それから俳優、女優さんのランウェイもあって新鮮で何枚も撮ってしまった。
潤を撮ろうとしたけど見惚れてしまってそれどころではなかったのだ。
「んふふ、どう?」
「え? 大野さん?」
「今回全員仮装するから僕達も仮装してるんだよ」
「確かにスタッフさんも仮装してますよね」
チケットを見せる時スタッフさんはマントをつけたり帽子をかぶっていた。
「翔くん、猫耳も可愛いけどやばいかも」
「え?」
「んふふ、お楽しみだよ」
それからビンゴゲームとなった。
ビンゴゲームの賞品は芸能人が普段みにつけているものや普段使うものが商品となっていることが多いがおやつセットや食事券とかもある。
潤が代表で番号を選んでいる。
運がいいかは知らないけど今回はいいらしくリーチがすぐに出来た。
また誰も上がっていない。
次に読まれた番号がリーチの部分じゃなくて残念。
1人ビンゴの人がいた。
その人は食事券を選んでいた。
よし、次は当てるぞ。
次に読まれた番号は違うリーチになって。
今度は2人ビンゴだけど俺の狙っている景品とは違うから良かった。
そして、ここから読む人が変わった。
それは俺にとって残念だし潤だからまぁまぁいい所までいったと思っている。
でも、読まれた番号がビンゴでダブルビンゴだった。
俺が狙っているのは潤が普段使うもの。
ポスターやタオルもあるけど。
それは持っているし潤が普段使うものでは無い
俺が選んだのは高級なハンドクリームだ。
俺のバイト代じゃすぐになくなってしまうぐらいの値段だったからこうしてゲット出来るのは嬉しい。
潤と視線が合った。
ドキッとする以上に笑顔が溢れる。
凄く好き。
潤が時には俺だけに笑顔を向けてくれたり視線で合図してくれたり。
そりゃファンみんなに平等に接しないといけないとは思う。
けど、それ以前に俺は恋人なんだ。
ビンゴ大会はどんどんビンゴになり終了した。
全員に貰える訳では無いけどそれでもきっと景品ゲット出来なくても楽しめたと思う。
自分が応援してる人と一緒にいれる空間が嬉しいはずだから。
家に帰り潤を待つ。
魔法使いなら目立つことは無いと思ったがそれじゃなんかあんまり仮装した気分にはならないから猫耳を買ってみた。
それに潤は期待してくれているからそれに応えなければならない。
ちょっと可愛くなれたかな。
「ただいま」
「おかえり」
「Trick or Treat」
お菓子用意するの忘れてた。
えっと、イタズラって何されるんだろう。
「ごめん、ない」
「欲しかったのにな」
ガッカリしてる。
そんなに欲しかったのか。
それは何度も謝ってもきっと許してはくれないだろう。
「ごめんなさい」
「ふふっ、イタズラするからいいよ」
「何するの?」
「甘い甘いイタズラ」
「それなら大歓迎だ」
うん、良かった。
変なことされるよりよっぽどいい。
それに今日の潤はいつも以上にカッコよくて早く潤に愛されたいんだ。