怖い、助けて。
そんな思いを毎日しながら離れることができない。
好きな人でもないのに命令されて反応してもうこんな人生凄く嫌だ。
ただ、セックスして命令されて拒否ることは出来ずそんな中きゅうにCollarを外された。
「相変わらず夢中にならないのね? あなたから誘ったのに。 でも、もう用済み。 あなたの遺伝子が入った赤ちゃんいるし」
「は?」
嘘だろ・・・
確かに何も対策はしなかったというか命令されている以上俺が対策取れるはずない。
「安心して。 内緒にするし1人で育てるから。その代わり二度とあなたとは話さない。 あなたの子供にも会わせないから」
もうよく分かんない。
そんな彼女とのツーショットを撮られてほんと最悪。
精神的苦痛・・・
このまんま俺みんなとできるのか不安になってくる。
メンバーに責められてもう困っている。
俺だってよく分からないしもう俺の口から言いたくもない。
けど、そうもしてられないのは分かってる。
誰もいない楽屋で一人で泣いた。
毎日どこかで泣かないとやっていけなくて。
よりによってメンバーにバレて。
どれぐらい経ったのか分からないけどただ誰かに抱きしめられている状況だ。
「どうして?」
なんでいる?
俺、みんな帰ったと思ってた。
「どうしたら楽になる?」
どういうこと?
何を言いたいのか分からなくて変な気持ちになった。
「翔さん、どうしたら笑顔にできる?」
「え?」
何急に。
でも、分かってる。
優しいからきっと心配してくれてることぐらい。
「Collar外れたってことは解放された?」
「そうだな」
「俺、翔さんが何も言わないからよく分からない。 けど、毎日辛そうだから上手くいってないのかなって」
そっか。 そんなふうに見てたのか。
「全部話して。 俺は翔さんの恋人になりたい」
嘘でしょ?
本気で言ってるの?
俺となりたい?
松潤は俺を抱きしめていたのを離して隣の席に座った。
「いいの?」
嬉しい。
けど、本当にいいの?
俺で。 俺は既に散々酷い目にあって汚れてるのに。
俺のどこがいいの?
お前の理想だった俺ではないよ?
「本気。 ダメかな」
そこまで言うなら俺は頷くしかない。
「翔さん、マネージャーの迎え却下しといたから帰ろ?」
「え? 俺のマネージャーに連絡したの?」
「うん」
あ、そう。
俺が断ってたらきまずいじゃんか。
潤の家に行くことになりドキドキした。
何となく分かる人もいるだろうが俺はSubだ。
第二の性といえば分かるか?
Dom/Sub/Switch
Domは支配する側。 簡単に言えばSだな。
・支配したい
・お仕置したい
・守ってあげたい
・信頼されたい
Subは支配される側。 簡単に言えばMだな。
・支配されたい
・お仕置されたい
・構ってほしい
・褒められたい
SwitchはDomにもSubにもなれる特殊な性。
自分で切り替えられる人が多いが環境によって左右されることもある。
ちなみに最初の方にCollarが出てきたな。
Collar
・Subが身につける首輪
・Domの所有の証
うん、まぁ今はこれでいいか。
色々とルールがあって俺も知っているのと知らないのがあるからな。
これをDomがSubに贈ることをClaimと言う。
まぁ後は出てきたらまた説明する。
これからは潤と幸せな日々を過ごすことになる
こんばんは(≧∇≦)
Dom/Subユニバースです。
と言っても用語は出てくるけど実際書いているお仕置の回数は少ないです(・・;)