SideJ
どうして認めたくなかったのかな。
しょおくんを好きになったこと。
そうすればしょおくんを傷つけることはなかったと思うのに。
しょおくんの様子が最近変だなって思う。
特に長時間音楽番組の司会が終わった日ぐらいから。
何が変かは具体的には分からないけどしょおくんはいつも以上に僕を求めてくる。
最近は僕の方が甘えていたのにな。
「潤・・・」
「しょおくん?」
「なんでもない」
ギュッと抱きついてくるしょおくん。
それから何日か。
夏が終わろうとしていた時
「櫻井さん、打ち合わせいいですか?」
1人のスタッフがしょおくんを呼びに来た。
「今からですか?」
「ええ、急遽スケジュールが変わりましたので」
「なるほど。 分かりました。 上の方がお呼びなんですよね?」
「そうです」
しょおくんは何か感じ取ったのか一瞬ピクっとしたような感じがした。
「行きます。 ですが空いているのは30分なのでそれよりも前に終わらせて頂きます」
スタッフさんが出ていくとしょおくんは
「急な予定だ。 遅くなったらごめんね? てか、遅くなるかもしれない」
それだけ言って出ていったが。
僕は少し心配だった。
「しょーちゃん・・・」
「怪しいですね。 潤くんはどう思います?」
もしかしてニノは僕がしょおくんのことを好きだと知っているのかな。
「俺は嫌な感じがする」
しょおくん、冷静ではいるけど。
怒ってるようにも聞こえたし。
「大野さんは?」
「翔くん、何か弱みでも握られてるのか? あれはそんな感じがする」
と話しているとしょおくんからLINEが来た。
「しょーちゃんを助けないと」
「どうやって助ける?」
「でも、証拠がないと相手は何もしてないと言ったら終わりだよな」
「その人物調査と翔くんが向かった部屋を探すんだ。 この局内にはいるはずだ。 でも、多分誰も使ってない部屋とかだと思う」
誰も使ってない部屋なんてあるかな。
「とりあえず俺は誰も使わない部屋を聞いてみる」
「じゃ、相葉ちゃんと一緒に。 俺と松潤は探しに行こう」
「うん」
しょおくんを探しに行く。
どこなのか分からないけど。
話し合いなら会議室?
「静かに」
何となく声が聞こえる。
するとLINEでしょおくんを見た人から聞いたところこっち方面に向かったみたい。
なら、ここで間違ってないかも。
「もう、時間なので失礼します」
僕たちにわざと聞こえるような声で言ったのかな?
鍵が開く音がしたから僕たちはドアを開けた。
「言っておきますけど部屋は教えてませんよ?メンバーが探し出しただけなので約束は破ってません。 それとメンバーのこと全然分かっていませんね? 俺達を狙っていることは分かっていたので黙って聞いていましたけど今回はちょっとやばいかなと思ったのでメンバーが感じ取ってくれることを願って向かいました」
僕達のことを狙っているの?
「疲れた。 あんたの話ちょー退屈。 あんたは立場を利用してるだけの人。 あんたの話はメモってたからあんたがこんなことを言ってたって報告してもいいけどそれも意見だと思って黙るけどレイプなんてしたらあんたはメンバーにボコボコにされてたのでご気をつけてくださいね?」
しょおくんは僕たちに笑顔を向けて
「ありがとう、急ごうか」
と言った。
しょおくんはスッキリした感じだから僕は頷くことにした。
「んふふ、そうだね」
それから収録には間に合い楽しかったし。
しょおくんが笑ってくれるから間違えてもいいやって思った。
「で、なんで言ってくれなかったの?」
「んー、ニノとか智くんなら言ってもいいなとは思ったけど相葉くんは大きな声出しそうだし。 松潤は怒るだろうし? 最初は1人で解決しようと思ったけどあまりにも馬鹿で目的が分かってそのうち俺はレイプでもされるんだなって思ってさ。 それは嫌だからさ」
まぁ、当てはまるけどね?
でも。言って欲しかった。
「んふふ、縦読みで"助けて"だもんね? 頼ってくれたのは嬉しいから怒りはしないよ? でも、何言ってたの? そんなに翔くんが怒ること言ってたの?」
しょおくんは内容を1つずつメモしてたのを読み始めた。
確かに他人から見ればそんな人だっているよねって思う。
それから家に帰るとしょおくんは僕に抱きついてきた。
「ごめん。 でも、最初は潤に興味を持っていたんだあの人」
「うん」
「怒ってる?」
「怒ってないよ? 守ってくれてありがと。 それに頼ってくれてありがと。だから、怒る理由ないよ?」
んー、言って欲しかったけど結果オーライって感じ。
「潤、ありがと。 潤なら分かってくれると思った。 助けて欲しい時には助けてくれる人だって」
「うん」
「最初は確かに頼るかは迷った。 けど、それは自分だったらって思うと違うなって。 だからいざって時には頼ろって思った。 だから頼れた。だから潤に甘えた。 癒されてたよ?疲れるもん、あの人との要らない会話が長くてさ」
ふふっ、そうだったんだ。
癒されてたなら良かった。
「もっと甘えてもいいよ?」
僕だけに見せるしょおくんだもん。
「え// う、うん、ありがとう//」
ふふっ、意味通じちゃった?
対等な関係でいたいからさ。
僕が甘えられてもしょおくんが甘えられないのはダメ。
「しょおくん、抱いてもいい?」
しょおくんは僕にキスをして
「お好きにどうぞ。 結局ほとんど潤の勝ちだし」
「ふふっ、流されるしょおくんが悪いんだよ」
「っ・・・」
「可愛い」
今日は抱くことに決定だね。
こんな可愛いしょおくんを抱かない理由がない
ふふっ、今夜は沢山抱いてあげるね?
