初めて潤と年末を過ごす。
最近は仕事で一緒って感じが多いけど。
でも、楽しいし幸せではある。
ただ、困ったことに最近プライベートで会えてないからイチャイチャしてなくて抱きしめたりキスしたりしてないから欲求不満なんだよな。
「翔くん?」
ちょっとトイレで2人きりになった。
「ダメ?」
潤にキスをした。
やっと触れられる。
「ちょっ・・・」
焦ってて可愛い。
こういう場所でなんてやばいけど。
でも、逆に欲しくなるというか。
「いいでしょ? 潤だってちょっと反応してるし」
「翔くん・・・」
「分かった。 やめとく。 俺は癒されたかったからキスや抱きしめ合うだけでも俺には幸せだし頑張れるからな」
潤が好き。
気持ちが溢れるのは俺だけなのか?
まぁ、目的は果たせたからいいけど。
トイレでキスとかも嫌なのかと思うとどこでとかってもっと場所を考えたりしなきゃなって思う。
智くんとかみたいに普段から距離が近ければいいけど俺と潤は普段適度な距離があるからなかなか難しい。
「どうしたの?」
「え?」
「最近、なんか幸せそうに見えてたけど今、なんか悩んでそうに見えるから」
そう見えるか。
そりゃそうか。
何日もプライベートでは会えてないし。
「ふふっ、そう? 大丈夫だよ」
いつも智くんは自分の悩みを言わないもんな。
悩みはあるはずなのに。
なら、俺が聞いてあげようかな。
あ、でも、珍しく智くんの抱えているものをクリスマスに知ったよな。
本気なのは伝わったけど戸惑うことばかりだ。
「智くんは?」
「俺? 俺は悩ませてごめん。でも、本気だから」
「みんなで1番いい考えを出そう? 辞めることは簡単だよ。 けど、それでいいの?」
5人で頑張ってきたし。
智くんのダンスや歌って必要だと思う。
「俺は・・・いつかが具体的に決まったからさ」
一人一人の意見を聞かなきゃいけない。
そう思うととっても辛い。
でも、聞かない限りいい案は出てこない。
「とりあえず今は頑張ろ? 辛かったら言って?」
それしか言えないけど。
それから紅白に出てカウトダウンに出て。
忙しいけど幸せな気持ちになったし楽しかった
まぁ、最近は有難いことにこれが恒例になっていて。
その後新年の挨拶を神社で済ます。
俺も潤も後輩達がいるから隣は無理だったけどまぁまぁ近い距離にいられて一緒に帰った。
「今年、始まってるんだよね。 なんか不思議」
「そうだな」
「カウトダウンはしたのに」
さすがに疲れはどっと出た。
「早く寝るか」
「うん」
てか、風呂入る余裕はないからシャワーだけになるな。
入り終えるとドライヤーで一気に眠気が出る。
「翔くん?」
「あ、寝てたか?」
「眠たそうな顔はしてる」
潤に渡し俺は一足先にベッドに入った。
潤もその後ベットに入ったのが分かる。
「しょおくん」
「ん?」
「眠い」
可愛い。
眠気が一気に冷めたわけではないけど少し覚めて潤を見た。
「寝ちゃいな?」
「うん」
ギュッと抱きしめた。
潤が眠ったのを確認した。
お疲れ様だよな。
潤の方が俺と違って仕事の量が違う。
さて、俺も寝る。
起きたら餅、食べるか。
思ったよりも直ぐに寝れて気づいたらお昼近かった。
「翔くん、起きた?」
「じゅん?」
「お雑煮作ったから食べよ?」
新年早々潤の手料理は嬉しい。
それもお雑煮を食べれるなんて。
「美味い!!」
「ふふっ、良かった」
「俺よりも早く起きて作ってくれたのか?」
「んー、作ってあげたい気持ちはあるけど起きたのはたまたまだよ。 そこから材料買ってきて。 作ったよ」
「ごめん」
結構足りないものあっただろうに。
「大丈夫。 家はそれほど遠くないし。 それに俺の役目だし。 気にしてないよ」
「役目?」
「翔くん、忙しくて健康管理出来てないと思うから。 なら、少しでも役に立てたらって思ってる。 それにもうすぐでお互いに忙しくなるじゃん?」
「忙しいな。 また会えないもんな」
俺はオリンピック取材で。
潤はドラマの撮影で。
「でしょ? だから少しでも健康には気をつけて欲しくて。 ストレスとかは思ってないから安心して?」
そう言われたから俺は甘えることにした。
「ありがとう」
食べ終えて正月番組を見ながらくっつく。
今日はリードしたいな・・・
何度かリードを試したものの最終的には抱かれるパターンだ。
「翔くん・・・」
ゆっくりとチュッと音が鳴るようなキスから啄むようにキスをした。
もっと潤を蕩けさせたい。
深くキスして舌を絡めとる。
強弱をつけてみて感じてみる。
「ん・・・」
1回離して首筋や耳元にキスをした。
ん?
「潤は耳元が弱いの?」
耳元で話すと潤はピクんと反応した。
マジか。
俺は嬉しくて何度も話しかけると潤はとうとう顔を真っ赤になった。
「弱いこと分かったでしょ//」
「可愛いじゃん」
「・・・しょおくんのバカ//」
可愛すぎてにやけてしまった。
すると潤はプイッとそっぽを向き始めた。
「じゅーん?」
またまた可愛いことをするな。
俺は嬉しくて潤のことをギュッと抱きしめた。
「いいじゃん、俺だけだから」
「翔くん以外なら始めから怒ってる」
「あ、そう?確かに後ろからも弱いよな」
「それはメンパー以外は許さない。 メンバーでも頻繁はダメ。 翔くんは特別。ビックリするけど」
嬉しいことを言ってくれるな。
「ね、俺が恋人だから特別って言ってくれるんだよね?」
「うん」
「ふふっ、潤の背中触れるのは俺だけってことだもんな」
特別って思ってくれることは嬉しいしそれだけ気を許してるってことだよな。
可愛い猫ちゃんなのに負けちゃうんだもんな。
ギャップ萌とはこのことかと思った。

