SideS
好きな人がいて結婚して子供がいるのに。
幸せなはず。
愛しているし子供は可愛いし。
なのに、どうしてなんだ。
他の人を好きになるなんて。
蒼い空がアイツのことを思い出す。
どうして俺が会えなくて寂しいなんて思うのか
最初は分からなかった。
友達?みたいな感覚だったはずが。
それなのに。 それなのにだ。
いつの間にか恋してたんだって気づいてさ。
その恋を成立させたらどうなるんだろうな。
男なのにな。
世の中、同性同士の恋なんて批判的な人が多いのにな。
「翔さん?」
お前のせいだ。
ほんとお前も分かりやすい。
知ってたと言うか俺の中の気持ちに整理がつくとお前もそうなのかと。
「堕ちたな」
「え?」
「そうじゃん、まだ世の中は批判的だし。 それでも堕ちるよなってこと」
そう言えば潤は嬉しそうに
「ふふっ、好きな人とだもん。 そうだね、翔さんにとっては堕ちるかな。 僕は既に堕ちてるからね?」
「どういうことだ?」
「戻りたくても戻れないからってこと」
それはお前も悩んだってことか。
そうだな。 何度も遠くから聞こえる声が俺を導いた。
潤とキスをするとしっくり来た。
なるほど。
初恋に戻る感じだな。
「お前の元に飛翔くから待ってろ」
普通に手は繋げない、人がいる所では恋人らしさができないけど。
それでも幸せならありなもかもな。
俺は気持ちに気づいた時から持ってた離婚届けを彼女に渡すつもりだ。
俺は家に戻り彼女に離婚届を出した。
彼女は一瞬驚いていたが
「何となくそんな予感がした」
そう言って離婚届にサインし始めた。
「悪かった」
最後まで面倒見きれなくて。
子供については学費については俺が出すことにした。
今ある貯金半分を彼女に渡した。
子供がいるのに離婚だなんて馬鹿だとは思うけどしょうがない。
子供は可愛いんだけどな。
「裁判なんて面倒だからそれでいいわ。 たまには父親らしいことをしてくださいね」
父親らしいことか。
「たまに会えばいい? てか、南海は嫌じゃないのかよ」
そういえば
「それを決めるのは私じゃない。 娘が決めることよ? 完全に嫌いになった訳では無いし。 ただ、泣いてしがみついても無駄なことぐらいは分かってるわよ」
そう言ってさっさと追い払うようにして荷物を纏めてくれて俺に手渡した。
この家、俺が買ったんだけどな。
まぁ娘の為と思えばそんな痛手ではないな。
「ふふっ、早かったね?」
「待たせたら悪いだろ? それに気まずいし」
「そうだね」
目の前に幸せがあっとはな。
「嬉しい」
そう言って俺に抱きついてきた。
「いいけど真面目に仕事しろよ?」
「分かってるよ?」
まぁ、潤の仕事をガンガン入れてやろうと考えた。
出会いは何年も経ってるけど。
今、思えば最初から堕ちてた運命なのかな。
確かに光は掴んだと思う。
要は進んでしまえば戻れないし、進んだ先に物事が見えるし。
先に進むしかないってことを蒼い空は伝えたかっのかと思う。
「色気出すぎだな」
「そうかな?」
「無自覚とかほんと恐ろしい」
よくも喰われなかったなと思う。
「ふふっ、いつもそんなに出てる?」
「まぁ、多少は出てるよな」
「ふふっ、それは翔さんだからじゃない?」
俺だけにはそんなに出るのか。
それじゃ好きだということはめっちゃ漏れてるな。
「それ、仕事場では出すなよ?」
潤を誘いベットに押し倒した。
俺に余裕なんてない。
そんな可愛いこと言われちゃお返ししなきゃな
知識はネットで調べたからある程度は知っているから1回ベットから降りてバックからローションを取り出した。
潤のナカを傷つけたくはない。
俺のモノはそこそこあるからたっぷりと使ってやらないとな。
可愛らしい乳首を俺は引っ張った。
男でも反応するんだな。
そう思いながら今度はグリグリしてやる。
可愛い反応だな。
それと正直だ。
潤のナカはそっと傷つけないようにローションたっぷりで入れ始めた。
前立腺というものを見つけてそこに当てるようにしてやる。
潤のナカに入ってちょっと感動。
こうして入れたことと潤が思ったよりも乱れたことに。
初めてだからさ知識はあっても実際やってみたいとな。
分からないことだってあるわけだから。
「大丈夫か?」
「痛みは少しはあるよ? けど、幸せや嬉しさがいっぱいだから大丈夫」
もう1回戦になりそうなのを耐えてキスをした
もう、堕ちることに怖さはない。
堕ちまくった俺をお前が離さない。
「しょおくん、まだ気にしてるの?」
呼び方が甘くて恋人ぽくなってきた。
「それは無いな。 今更戻るつもりないし戻れない所まで来てるんだ」
そう言えば潤は俺の手を握って
「バレたらどうする? どこかへ逃げる? それとも別れる? 駆け落ちする?」
「んー、その時の状況によるかも。 お前といれることが1番だから別れる気はないな」
そう言えば嬉しそうに
「良かった。 僕も別れることは無いね」
これが他人から見れば幸せに見えないかもだけど俺にとっては幸せだ。

