短編ばかり思いつくので暫く短編が多いかと。
全5か6か7話ですm(*_ _)m


SideS

教え方は上手い。 
が、淡々とし過ぎて皆からはいい評判ではない

「ちょっと怖くない?」

「そうだよね、まるで教える為だけにいるような人って感じ」

まぁ教師だからな。

俺はちょっと気になる人かな。

今日の授業は終わり家に帰ることに。
一人暮らしを初めてからは学校に近いマンションを借りた。

「先生」

「あ、ここなの?」

「先生もでしょ?」

「そうだね」

ちょっと驚いた顔を見れて嬉しいと思った。
階も同じだったことに少しずつ先生のことを知れたらと思う。

先生は基本表情に出さない人だ。
多分内心は色んな思いがあるのだろうと思っている。

だからこそ気になる存在なんだ。

スーパーに行って何買おうか迷っていると先生に会った。

「先生?」

「何?」

ちょっと怖い。
なんか怒ってる?

「なんか。ごめん」

すると先生は俺を見て

「ごめんね? 真剣に選んでたから」

あー、そうなの?
お惣菜をそんなに真剣に選んでる人なんて初めて見たな。

「何見てんの」

「え?」

「いや、なんでもない」

変なの。 そう思いながらも安そうなお惣菜を買って俺はレジに向かった。

一人暮らしには慣れているけどたまに誰か作ってくれる人がいればいいなと思ってしまう。

1人で黙々と食べながらテレビを見ている。

今日のやることは終わってない・・・
急いで食べて宿題を始めた。

勉強することは苦ではない。
いつか役に立つことがあると思うし大学に行くためにはそれなりの勉強はしなくてはいけない。

中学はサッカー部に入っていたが今は地域文化研究部に所属している。

歴史ある寺、神社を勉強する会だ。

歴史っていう授業はあるが大胆すぎる。
世界史日本史と別れても地域の歴史の勉強は全然しない。

自分の地域や周辺の歴史を知ることで何が得られるかなんて分からないけど月一の外出で毎週金曜日だけという部活だ。

宿題が終わり俺はベットにダイブした。

「あ・・・」

妹が忘れていったな。
アイツ、まだ好きなのか。

男子は仮面ライダーや戦隊ヒーロー。
女子はプリキュアって人が多いよな。

妹はプリキュア世代のはずなのにセーラームーンの方が好きなのだ。

まぁ確かに自分がプリキュアかセーラームーンを見ることになるんだったらセーラームーンだな。

あんな恋ができるはずがないと思っている。
たまにそう言う恋が出来たらと思うけど大体の人が顔で判断する。

中身も見てくれよ・・・

どこが好きなの?と聞けばかっこいい所が多い

それしかないのかと思うと残念でしかない。

だから恋なんてしないんだ。

毎回誘われる合コンLINEを断り、俺は眠り始めた。