今日から僕はヴァンパイア専用のハンターとなった。

花海さんの所の近くには沢山動物が住んでいるからその分よく出てくる時もある。

そんな仕事をずっとしていたら智さんから連絡が来たのだ。

ちょっと苦手だけど頑張るしかない。

花海さんから貰った麻痺するスプレーと眠るスプレーを使って。

月下美人の成分も入っているから攻撃した時には使うと効果があるみたい。

確かに色んな匂いが混じっている匂いがする。

これならヴァンパイアがいてもおかしくない。
それに、ここはゴーストタウン。

ヴァンパイアがいるとか幽霊がいるとかの噂が耐えない街として知られているみたい。

「ね、この街初めてでしょ?」

「はい、初めてです」

「俺は相葉雅紀、仲良くしてね?」

「僕は松本潤です。 僕こそ仲良くしてください

そう言うと相葉さんはニッコリと笑って

「潤ちゃん、俺ね、多分潤ちゃんと似てると思うんだ」

「え?」

「ほら、もうすぐで日が沈むね? 月が出たらきっと分かるよ」

相葉さんが日が沈むのを眺めているから僕も一緒に眺めた。

暫くすると月が出始めた。

「うん、ちょっと適当にブラブラしよう」

そろそろ僕はお仕事開始しないとって思っていながら相葉さんと歩き始めた。

なんか、みんな僕のことをみるのは気のせい?
昼間よりも見られている。

「潤ちゃん、月のあかりで更に美しくなった。やっぱり月下美人だね? でも、ちょっと足りないから子供か孫なのかな?」

なんで相葉さんが知っているの?

「僕は本当にそうなのかは分かりませんがそうらしいです」

花海さんの話が嘘ではないと思うし。

「ふーん、どっちでもいいけど自覚してないのはムカつく。 俺は本物の月下美人を知っているから」

なんか気分悪くさせたの?
僕のせいなのかな?

「そうなんですか?」

「そう、俺が1番近くにいることができた月下美人だった」

ん? だった?
だったとは何?

「今は違うってことですか」

「そうだね、死んだ人間だよ」

そう言って相葉さんは寂しそうに笑った。
相葉さんにとってとても大切な人だったのだろうか。

すると相葉さんは急に後ろを見て銃を取り出した。

「全くヴァンパイアはどうしてこんなに沢山いるんだろうね?」

そう言ってヴァンパイアを銃で殺した。

え? 殺す必要は無いよね?
だって、人間だったじゃん。

「驚いた? 俺はもう5年ぐらいここにいてヴァンパイアを沢山見てきてうじゃうじゃと増えてきて何度も殺してる」

だって、元は人間だった人だと思う。
それを殺すのはどうかと思う。

「でもっ、殺す以外にも方法はあるはずですよね?」

「潤ちゃんは優しすぎて向いてないね? うん、ヴァンパイアの動きが遅かったのは潤ちゃんの匂いだろうね。 けど、俺に襲いかかるヴァンパイアは殺すよ。 まぁ他の人のだったら場合によっては違う方法もするけどね? 中級や上級になれば絶対に殺さないとずっと生き続ける、そして増えていく」

そんな・・・
だって、なりたくてなっている人がいるとは限らないじゃん。

その人の人生がそこで終わるのは可哀想。

「くふふっ、じゃあね? 俺は強そうなヴァンパイアを探すよ」

相葉さんの考え方は嫌だ。
今のヴァンパイアはニンニクでも食べればヴァンパイアじゃなくなる。
そんなの嘘の話だとは思うかもしれないが智さんが実験したことあるから僕もそれで頑張る。

でも、人に被害を与えないヴァンパイアだったらそのままでもいいのかなと思った。