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潤の声がする。
潤が俺の手を握っているのか?
「潤?」
目を開けると泣きそうな潤が抱きついた。
「大丈夫? 熱が上がってたらビックリしたんだよ?」
「そうなの?」
「うん、良かった。 目が覚めて。 しょおくん、ずっと一緒にいたい」
それが本音なんだな。
「俺もだよ。 もう離せないよ? 俺はずっと潤が好きだ」
「僕もそうだった。 ほんとはしょおくんが好きでも、怖かった」
怖い? 嫌われることに?
「リーダーと付き合ったのは僕がお酒に酔ったせい。 2人きりで飲まなければなかったのかもしれない。 ニノにはずっと相談してたんだ。相葉くんにも。 相葉くん、しょおくんのこと好きなのに僕の話を聞いて泣いてくれた。 」
「そうだったんだな」
「しょおくん、リーダーの本気度は伝わった。お酒に酔った僕は1回トイレに行った。 その時にリーダーは媚薬を入れたみたい。」
そんなこと・・・
そんなふうにしてまで潤が好きだったんだ。
でも、やり方は間違っていると思う。
「ちょっと嫉妬はするけど嫌がるわけないじゃんだって、辛かったんだな。」
「ありがと、しょおくん。 大好きだよ」
「俺も好きだよ。 気づかなくてごめん」
「しょおくん、僕知ってた。 ほんとはしょおくんが誰よりも見てたこと。 」
え? 知ってたの?
「ふふっ、ごめんね? しょおくん、ニノに運ばれたんだよ? ここまで」
「え?」
「ニノはきっとしょおくんの体調の悪さを気づいていたんじゃないかな。 んー、まぁ今は僕がお薬飲ませたから下がってるみたいだけどね?」
「そりゃ迷惑かけたな」
ちょっと悪いとは思ってたけど微熱の手前だったから。
咳とか鼻水はなかったし。
喉の違和感、痛みなかったし。
それから味覚症状、嗅覚も大丈夫だったし。
「しょおくんはきっとちょっと疲れてだけだよ。だから大丈夫。 」
そうだよな。
潤がもし同じ状況になっても迷惑だなんて思わないし。
「潤、ありがとう」
「しょおくん、不思議な世界を見たんだよね」
「え? なんで知って・・・」
「だって、僕も見た事あるから」
「そうなの?」
だからってなんで見てたかなんて分かるんだ?
「んー、僕の場合は過去の世界だったけどね?Jrの頃の時かな。 それから今までをゆっくりと見たかな。 そこでしょおくんがずっと見てたことに気づいた。ビックリはしたけど気づけたのは良かったから」
そうなんだな。 過去か。
「なんかね? ニノが言うには自分が逃げたい思いややり直したい思いが強いとそういう世界を見るんだって。 催眠術をかけたのはその理由も1つらしい。 僕もしょおくんもいつもより疲れたって思う時だったと思うんだ。」
そんなこと言ってたんだな。
そうか。 俺の場合は現実から逃げたいって思った。
潤が好きだけど見守ることしか出来なくて近づきたくても近づけない時がある。
その時は苦しくて辛くて何度も落ち着かせることで精一杯だった。
「潤、話せばよかったな」
「もう反省ばかりしなくてもいいと思うよ?」
「ありがとう」
「うん、しょおくん、何か食べる?」
そう言えば腹減ったな。
「潤、何か作ってくれないか?」
「作るのは好きだからなんでも作るよ? そうだね・・・牛肉のステーキにしよう。 届いたんだよね~」
少しずつ戻れるよな。
恋人でも近すぎるとまた離れてしまうのではないかと不安になる。
追いかけても捕まらないぐらいに。
「ね、作っている間に聞きたいな。 しょおくんのパラレルワールド」
「え?」
「いいでしょ? 知りたいもん」
俺はゆっくりと出来事を話した。
潤は途中で泣きそうになりながら話を聞いていた。
作り終えてテーブルにステーキを置くと
「それは酷い!! でも、なにか理由があったのかな」
「なんの?」
「お酒で酔った勢いでなんてことは無いでしょ?王子様なんだからそんなことしたら大変でしょ?」
「確かにそうだな」
「だから何かしら理由があったんだと思う。 信じてるしかないよね。 そういう時は」
そう言って食べ始めた。
そうだな。 何かしら理由があると思わなければきっと辛いのだろう。
「美味っ!!」
「ふふっ、良かったね?」
俺が美味そうに食べるのを潤はニコニコしながら見ている。
潤の方が食べ終わるのが早いから余計に視線を感じることに。
恥ずかしいがまぁ俺はニヤニヤしてただろうなと思うと何も言うことは無かった。
「今日は結婚式だ、大丈夫だったかな?」
「大丈夫だよ、僕たちみたいにね?」
「そうか」
「パラレルワールドでもしょおくんは優しいんだね?」
「そうか?」
浮気したぐらいだし付き合ってるのに通じあってないから優しいとは思えないが。
「うん、じゃなかったら結婚なんてしないよ」
なるほどな。
無事に成功してることを祈るしかない。
次に会うことは無いはずだ。
会ったらどうだったかを聞きたい気分だ。
まだ智くんに言ってない潤。
上手く別れなれる訳はないが潤が傷つかないようにと思うこと、今更奪って悪いと思う。
でも、潤も俺も、今は智くんがどうあっても止められない状況。
潤を傷つけるのは許されることではない。
それは一生変わることはないがそれでも進むしかないし今は潤と話す事の大切さ、聞くことの大切さがよく分かる。
迷うことはまだあるが今は潤を愛したい思いの方が大きかった。
