SideJ

僕の大好きな人。
一緒にいられるなんて。
凄く嬉しい。

「しょおくん」

「潤は何か気になることでもあるの?」

「相葉さん、ほんとは迷っているような気がするんだ」

好きって気持ちを知ってから僕はずっと迷ってた。

伝えるか伝えないか。

伝えたのはしょおくんの教え方考え方が僕の心に響いたから。

結婚しているとは知っていた。

でも、そう簡単に変わらない気持ち。

伝えなければ一生後悔することになると思う。

3年間だけ。

3年間も僕の担任だったしょおくんは流石に気づいてたみたい。

1回保留にされたけど。

「卒業したら付き合う?」

「え?」

「お前は付き合いたくないわけ?」

「そんなこと言ってないじゃん」

僕は拗ねっちゃった。
だって、好きで告白したのに保留にされて卒業間近に聞いてきたんだもん。

「別れた。 上手くいってなかった。まぁ元々好きで結婚したわけでもないし」

「え?」

「見合いで勝手に決められた。 最初はまぁ上手くいったかもだけどお互いの本性が見えてくればね? 上手くいかなくなった。 本性見えてからセックスはしてないし。 好きな人同士じゃない子供なんか望むわけない。 ほぼ一人暮らしみたいなもんだったから

そうなんだ。 上手くいかないと疲れちゃうんじゃないかな?

「流石に生徒に手を出す訳にはいかない。 卒業したら生徒と教師じゃないから未成年は残っても大丈夫だと思った」

確かにバレちゃったら大変なことになるね。

「それにお前、表情に出過ぎ。 だから余計に無理だと思った。 でも、好きな気持ちは俺にもあったから。 卒業したら多分我慢できないな。その時は恥ずかしがるなよ?」

もぉ、狡い。
でも、嬉しいから我慢する。

僕は高校を卒業したから付き合うことに。

ってことでしょおくんにケーキ屋さんで待ち合わせてデートすることを頼んだ。

そのケーキ屋さんにさとにぃがいた。

えっとね、正式に言うとリハーサルだったんだけど。

やっぱりね、お互いに我慢できなかったんだよね。

予定より早いお付き合いになった。

「んで? 潤のお兄さんは随分と分かりやすいなさすが、兄弟だな。 潤はそんな兄さんが気になっているんだろ?」

ふふん、さすがしょおくん。
僕のことをよく分かっている。

「うん、探り入れたんだけど。 少しはさとにぃが前向きになれるかなって」

「んー、奥さんのことを深く愛してるみたいだからな。 けど、まぁ観察時間が足りないな。 相葉さんのことは詳しく知らない俺にはよく分からないが必ず無理な恋だとは言えないと思うかな」

でしょ? だからこそアタックしたらいいと思うんだ。

「しょおくん、大好き」

「じゃ、エッチなことありか?」

「ふふっ、いいよ? デート予定だったけどケーキ屋さんに長く滞在することになったから」

しょおくんに愛されるのは嫌じゃない。
僕がリードしても上手く出来ないし。

「しょおくんっ」

「じゅんっ・・・」

果てるとしょおくんはギュッと抱きしめて

「しょおくん、もう1回する?」
 
「嫌、続きは風呂で」

僕はしょおくんにお姫様抱っこされたまま風呂場へ。

好きなしょおくんに愛される僕が鏡に写っている。

「ふふっ、トロンとした顔もヤラシイ感じも最高だな」

恥ずかしいけど・・・
しょおくんが満足するならいいかなって。

「潤は誰よりも美しいよ」

確かに・・・
好きな人に愛されると人は美しくなる。
しょおくんも誰よりも美しい・・・
そしてカッコイイ。

シャワーで流すとドロドロな物が沢山出てくる
どんだけかと思う程の量にちょっと苦笑になる

しょおくんはどうやらガッツリさんだから。
初めてだったけど。

優しいしょおくん。
痛くはない。

僕もやり方は知っていたし。

僕とさとにぃはよくBl漫画や小説を読んでいた
んだ。

さとにぃが元々好きで。
気になって読んでみると普通の恋愛小説みたいにキュンキュンしたんだよね。

「しょおくん・・・」


「眠たそうだな、初めてだろ? まぁ男とやるのは俺も初めてだけど。 寝なよ」

「うん」

「明日は土曜だし。 時間はたっぷりあるからな」

「うん」

しょおくんとずーっとお話していたい。
けど、眠くてそれどころじゃない。

「おやすみ」

「おやすみなさい」  

ギューっと抱きしめらるだけでも幸せだった。