最近、早めに寝てるのに(・・;)
体調不良でコメ返遅くなりますm(*_ _)m


SideS

初めて会った時凄くドキッとした。
今すぐに飛びつきたい衝動にかけられた。

音色も綺麗で。
ってことは中身も純粋な子がわかる。

「しょおくーん、起きてください」

え? 眠い中聞こえた声は潤?
でも、今、名前で呼ばれた。

これは夢?

眠い中目は開けたけど脳の中はお花畑。

「おはよう、眠たそうだね?」

「眠い・・・」

「ふふっ、パン焼き終わったのに」

「食べる」

「早く行かないと学校遅刻になりますよ?」

僕は起き上がってリビングに向かった。

「しょおくん、いい加減起きないとお昼抜きにしますよ?」

夢じゃない・・・

「潤・・・」

「ふふっ、目が覚めた?」

「うん、凄く嬉しい」

すると潤は

「ふふっ、恋人でしょ? 僕の恋人なんだもん」

そっか。答え出たんだ。

「今日は智くんの授業受けるんだっけ?」

「うん、そうなの。 大野先生のリズムの授業は人気だからね」

「そうだね。 智くんのダンスは世界的にも認められてるのに非常勤で働いてるんだよね」

もっとトップダンサーを目指すのかと思ったけど。

本人曰く子供から大人になろうとしてる段階の人に教えてあげたい。

そう言っていた。

智くんと僕は同じ大学出身で学年は1つ上だけど隣の部屋だったからよく会うことがあった。

「もちろん、ピアノ1本に絞ろうかなと思ったけど。 受からなかったりしたら困っちゃうし。 リズムって凄く大切だと思うから。 体を動かすのことは苦手だけどね?」

まぁ、智くんなら心配ないね。

「頑張ってね?」

「うん、それにね? 今日はゲストが来るらしいの」

「ゲスト?」

「日本で1番有名な体育学校を卒業して現在モデルの相葉さんに来てもらうの」

相葉雅紀・・・
その名前は嫌でも知っている。

「そっか。」

高校時代同じだったから。
そして、初めて僕を抱いた人。

友達だとは思ってた。
だから、急にそっちの意味での好きだと知った瞬間ビックリした。

慣れると思った。
けど、違和感で。
だから、いい思い出ではない。

「しょおくん」

潤が抱きついてきた。
可愛い。

まぁ、過去のことだから変えられはしないけど
今、潤といて幸せだから。

「行こうか」

「うん」

学校に着き、僕は潤と別れ僕専用の音楽室に入る。

ピアノの音色は落ち着く。

小さい頃から習ってたピアノ。

それが世界を変えてくれて。

僕のパートナーみたいになって。

今はコンクールよりも教えたい気持ちが大きい

けど、僕の我儘なのか狭いのか毎年何人募集しても僕からお断りしちゃうのが多くて。
昨年は2人。

今年は潤だけ。

でも、見つけた。

僕の運命の人。

愛しい潤の授業見に行こうと思い僕は智くんの所へ。

智くんの踊りにはいつも凄いと思う。
僕には出来ないなと。

潤の踊りは可愛らしい。
苦手みたいだけどそれでも頑張っている。

雅紀はは何も変わらないな。
友達の頃と同じように。

休憩になったみたい。
智くんは潤を呼んだ。
何を話してるかは分からないけど。

「しょおくん!!」

潤が僕にギューッと抱きついてきた。

「見に来ちゃった」

潤は嬉しそうに

「ふふっ、ありがと。 嬉しい 」

見に行って良かった。
潤が嬉しそうにしてくれるのが嬉しい。

「廊下じゃなくてお部屋に入ろ?」  

「え?」

「しょおくんも踊ろ?」

え? 僕が? 先生だし・・・
この学校の卒業生でもあるし。

引っ張られてる僕。

「んふふ、翔くん。 すっかり懐かれてるね?」

「それは嬉しいけど踊るって・・・」

「無理にしなくていいよ、椅子あるでしょ? そこで見学してな? 翔くん、全然踊れないもんね?」

過去に受けたことはあるが全然無理だった。

「そうなの?」

「んふふ、そうなの。」

すると潤は鞄の中から何かを探してる。

「しょおくん、見てるだけじゃ退屈でしょ?本読んでるといいよ」

「ありがとう」

レッスンは開始されたから僕は本を読み始めた
令嬢が警察官とか面白い設定だな。

どっかで記憶にあるようなないような・・・

主な登場人物が面白い。

どんどん読み進めて行った。

でも、チラッと潤のことを見てる時間もいいなって思う。

生徒は僕のことは知らないだろう。
僕は基本部屋から出ないからな。

「しょおくん、終わったよ?」

「お疲れ様、頑張ってたね?」

「ふふふっ、ありがと」

この後は昼休みだ。

「しょーちゃん

ギューッと抱きついてきた。
力加減考えて?
苦しいよ・・・

「雅紀、離せ。 」

それにまだ無理みたい。
僕の体は怖がっている。

「ごめん、久しぶりだったからつい」

「お願いだから抱きつくとかスキンシップやめて」

分かってるでしょ?
何をしたか。

「俺は好きだけどね」

「嫌だって。 言ったでしょ?」

「分かったよ」

潤は不思議そうな顔をしている。

「雅紀、やめてあげな? てか、溜まってるなら今夜お相手してあげようか?」

「え? おーちゃんが?」

「んふふ、出来なくはないよ? 」

潤は話の内容が分かったのかミルミルと顔が赤くなっていく。

「分かった。 せっかくの再開だし? 食べながらね?」

「俺の家ね」

「分かった。 しょーちゃん抱けないのは残念だけど」

すると潤は僕に視線を向けてきた。

「だから、分かってないの? 雅紀、相性が合わない。 それに今は恋人がいるから」

潤の手をギュッと握る。

「もしかしてこの子が? この子まともに出来なさそうだけど?」

ムカつく。 潤とはそういう関係じゃなくたっていいと思っている。
それに、上手いかどうかなんて雅紀には分からないものだ。

「あの。僕は19でまだ未成年ですけど手を出した相葉さんだって未成年の時からですよね? それに。 そんなに必要な行為でしょうか。 僕は好きな人になら楽しいこと幸せなことを一緒に共有したい。 心が繋がっていることが大切なのだと思います。

確かにそうだ。 僕たちは高校の時にやったから。

「んふふ、真面目だね~。 松潤、幸せな恋はまた始まったばかりでしょ? 焦ったら終わり。雅紀のことは俺がどうにかするから帰りな?」

僕たちは智くんの教室を出て僕の教室に向かった。

「僕は経験したことないから言える立場では無いのは分かるけど。 僕はそっちよりも心が大切だと思ったから。」

可愛い。 僕の潤はそうでなければ。

「合ってるよ? 僕もそう思う。 ごめんね? 雅紀は高校の頃に付き合ってた。」

謝ると潤は首を振り

「しょおくん、大人だもん。 モテるもん。 1人や2人いたっておかしくないもん。 けど、しょおくん怖がってたから。」

「なんで分かったの?」

「しょおくんの手が震えてた。 怖いもんね、僕も怖いかも。初めてのことって。 でも、ほんとに好きな人なら別なのかもって思う。」

そうだね。 僕もそう思う。
潤がもし僕のこと抱きたいと言うなら僕は頷くと思う。

潤なら怖さなんてないと思うから。

潤に救われてるんだ。
潤といれば前に進めること。
そして、僕とずっと一緒にいられること。

潤が言ってくれたこと凄く嬉しかった。