「先生」
「ん?」
「僕、ずっと前から? ここ最近特にそうなんだけど寝てるはずなのに眠いの」
それって・・・
「寝つきが悪いの?」
「ぐっすり寝てると思うのに・・・」
「それって・・・まさか」
「病気?」
「最近、何か変な事ある?」
「変?」
「君は考えすぎて不安定になっちゃう」
「え?」
「俺に相談できることない?」
「そんなのないよ? 」
「そう。 なら、いいんだけどね?」
「ちょっとだけね? しょおくんが前よりも優しすぎちゃうの」
それは君のことが好きだからでしょ?
「んー、君はお兄さんに何を望んでいるの?」
「積極的かな。 前まで何に関しても聞いてきたのにとか、あまり話さないというか」
「んー、君のお兄さん、見た目はちょっと怖そうだけど、中身は正義感で溢れてる人だよね」
「うん」
お兄さんのことを心配する君も可愛いから乗ってるけど。
君はもしかしたらだけどね?
確証はないから本人には言わないけどね?
夢遊病じゃないかな?
「僕と先生は秘密なんだよね?」
ん? 何の話?
「2人きりの秘密。 誰にも言ってないよ?」
「しょおくんのお友達が僕は色んな先生に狙われてるって言うから」
お兄さんの友達、間違ってないけど。
「大丈夫、俺が守ってあげるからね?」
「え?」
「ふふっ、それはそうかもしれない。 けど、俺がいるでしょ? 家にはお兄さんがいるでしょ? だから、狙われることなんてないよ?」
「そうだよね」
少しでも不安を取り除かないと夢遊病はずっと続く。
「うん。心配しないで?」
「うん」
「不安ならお薬飲む?」
「え?」
「気持ちいいことで不安を無くすのも1つだよ」
「そっか。飲む。」
君を不安にさせる原因は俺だったりするのだろうか。
でも、多分さっきの話で信じてはくれたと思う
俺が話したりしたらメリット無いからね。
それに、写真とか撮る趣味ないし。
写真越しとか画像越しじゃなくても君には会えてるしね?
お兄さんが不安にさせる原因なんだろうな。
1度しか会ってないけど。
観察力は鋭かった。
また会ってみる必要はあるのかもしれない。
お兄さんを怖いとは聞いたことない。
常に君には優しいしね?