翔ちゃんは小学校に通う。
「じゅんくん、行ってくるね?」
いつも潤くんを気にかけている翔ちゃん。
潤くんはまだハッキリとは喋れないけど見た目は翔ちゃんよりも可愛くてどう見ても女の子にしか見えない。
「気をつけてね? 一人で行ける?」
「うん、行けるよ? しょう、1年生だもん」
「ふふっ、そうね?」
翔ちゃんは強い子だもんね?
学校へ行く翔ちゃんを見送った私は仕事をする
松本さんにメイドになって欲しいと言われた。
けど、凛さんがいるから正直困った内容だった。
でも、松本さんの寂しそうな表情がどうしても罪悪感を感じるから執事として頑張ることに。
でも、執事として近くにいてよく分かった。
私は松本さんに恋をしているんだって。
松本さんが好きって思うと急に胸がキュッとして苦しくなる。
好きって言えないのが辛い。
私はいつも好きな人には大抵告られる方だったから私から伝えることはあまりなかった。
でも、今のままじゃ好きになって貰えない。
もっと1人前にならないと。
それから2年経った頃突然の出来事に私はビックリした。
「私ね? 女の子しか愛せないの。 提示版で可愛がってくれる子見つけたんだよ」
えー。
私は可愛がりたいタイプ。
松本さんは可愛がってもらうタイプ。
相性はいいのにどうして・・・
私、失恋だとは思ってたけどこんな失恋は考えていなかったわ。
「大丈夫?」
「大丈夫だよ」
「がんばってね?」
「ありがとう」
翔ちゃんや潤くんに癒される毎日でどうにか生きている。
「しょおおにいちゃん」
「じゅんくん?」
「ママ、ないてるの」
「じゅんくんのママが泣いてるの?」
「うん」
「教えてくれてありがとう。 私が様子見なきゃね?2人とも仲良くお部屋で遊べるかな?」
そう聞くと嬉しそうに
「じゅんくん、遊ぼ?」
「うん」
良かった。
2人が仲良いことはとってもいいこと。
松本さんのお部屋に入った。
何も移さないかのような瞳をしている。
「お嬢様・・・」
ベットが乱れている。
行為してたんだね。
「胸がないって・・・」
「え?」
「胸がないと愛されないのかな」
松本さんはAカップ。
私はBカップ。
私も小さい方だけど松本さんの方が小さい。
「そんなことないですよ。」
「え?」
「私なら胸の大きさで決めません」
「どういうこと?」
「胸が小さいとか大きいとかそれだけで恋が決まるなんてことは無いです。 私だったら絶対にそんなこと言いません。」
ね? 胸の大きさが全てじゃない。
私の友達は小さい人が多かったけどモテてた子はいたし。
「大丈夫です。 松本さんは1人ではありませんから」
私がいる。 私はずっと貴女といられるでしょ?
「ありがとう」
彼女がにっこり笑ってくれてよかった。