SideJ

もうすぐクリスマスが来る。

そんな時しょおくんが

「クリスマスは今年はとても大切なことをする」

ん? どういうことだろう。

「え?」

「ふふっ、潤と俺の記念日になるかな」

「そうなの?」

「潤、番になろ?」

ポカンとしてしまう。
だって、急になんだもん。

「潤?」

しょおくんは不思議そうに覗き込む。

「ほんとにいいの?」

卒業前だし、僕でいいの?

「大丈夫。 ちゃんと計算してるから。 潤は俺とじゃ嫌か?」

僕は首を横に振った。

「嫌じゃない。 しょおくんとなりたい」

「ちょうどその頃ヒートだろ?」

「うん」

「もちろん、ヒートがずれたら日付は変わるけどクリスマスら辺だと思うんだ。」

そっか。 そうだね。 前回からもうすぐで3ヶ月

「ふふっ、嬉しい」

「俺も。 番って正直考えたこと無かった。」

「え?」

「Ωを差別するつもりはなくてもいざ自分が将来のパートナーとしては考えてなかった。」

そうだったんだ。

「潤に出会って助けたくて。 何とかしてあげたいうちに好きになって。 潤との生活はいつも教えてくれるものが沢山で。 俺はそんな潤とのいる時間が1番大切で1番好きなんだ。」

嬉しい。

「ありがと」

「夢な気がするけど夢じゃない。 変だけどそんな気分だな。」

「うん」

パパさんと菊池さんが番になった時凄く嬉しかった。

いつか、僕たちもそうなるのかなとは思ってたけど。

ドキドキしてきちゃった。

「しょおくん、大好き」

「そう言ってくれるの凄く嬉しい」

僕はしょおくんを好きになってよかった。

それを菊池さんに伝えるととても嬉しそうに

「良かったですね。」

と言ってくれた。

パパさんも

「番になるんだね? 慌てないでね? 落ち着いていつも通りのが出来ればなれるよ」

なるほど。
アドバイスなのかな?
ヒートの時ってお互いに焦る時があるけど。
落ち着かなきゃダメだよね。

そして、クリスマスイブの前から少しお熱が出ちゃった。

「大丈夫、ずっと隣にいるからな?」

「うん」

ちょっと苦しいけど。
でも、常にしょおくんが隣で大丈夫って言ってくれるから。
本格的なヒートになるまで。

「しょおくん」

「ん?」

「手を繋いでてね?」

「ふふっ、いいよ。」

温かい。
僕の好きなしょおくんの手。

大好きだよ。 ずっと大好きだよ。

番になるの楽しみにしてるね。
もうちょっと待っててね。